市販車用フレームの補強や改造ではなく、OV-41のフレームは完全オリジナル。'80年代からフレームを製作し、クラシックレーサーに対する造詣も深い佐藤会長ならではの、シンプルで無駄のないフォルムが魅力的。「一般的に、一品モノのフレームだと、まともに走らせるまでが大変なことが多いです」とライダーを務めた豊田浩史選手は話すが、OV-41はシェイクダウンからポテンシャルを予感させる走りを見せた。
’80年代のクラシックTT-F1レーサー好きオーナーからのオーダーに応え、モトジョイ(鈴鹿市)の佐藤健正会長が製作したOV-41。軽量なクロモリ製ダブルクレードルフレームに、同じく軽量なスズキ製油冷エンジンを組み合わせたマシンは、将来的な海外レース参戦を見据えており、まずは初戦としてTOT(テイストオブツクバ)にエントリー。フレームをゼロから作り、国内最高峰のTOTで走らせた結果は? […]






































