油圧式ディスクブレーキに使うため、慣例的にブレーキオイルと呼びがちだが、正しくはブレーキフルード(ブレーキ液)で、オイル(油)ではない。現行バイクの油圧式ディスクで主流のDOT4規格のブレーキフルードは、ポリエチレングリコールモノエーテル(グリコール系)。じつは溶剤としても使われる物質なので、プラスチックやゴムなど樹脂系のパーツやペイントの塗料を傷める。
もしブレーキフルードがマスターカップから漏れて付着した場合は、速やかにジャンジャン水洗いしよう。ポリエチレングリコールモノエーテルは水溶性なので水で洗い流せるのだ(汎用のパーツクリーナーも溶剤が入っているので樹脂や塗装部に使わないコト! かえって被害が拡大する危険アリ)。
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