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吸気バルブ・排気バルブは稼動中のエンジンの燃焼による熱によって膨張する。その時にカムとバルブの軸端が過不足なくピッタリと接触するために、エンジンがかかっていない、冷えている状態のときには適正な隙間が必要。この隙間をタペットクリアランスまたはバルブクリアランスと呼ぶ。図はカムが直接バルブを開閉する「直押し式」だが、ロッカーアームやフィンガーフォロワー式の場合も基本的に同じで、このクリアランス必要になる。