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[画像 No.4/6]ブレーキ操作は「かける」ことより「離す」ことが大事?【ブレーキの仕組みから知るリリース感の大切さ】

|MIGLIORE|ミリオーレ|ブレーキキャリパー|概念図|構造|油圧式ディスクブレーキ|ブレーキピストン|ブレーキ操作は「かける」ことより「離す」ことが大事?【ブレーキの仕組みから知るリリース感の大切さ】
ブレーキをかけてピストンが油圧で押し出されると、ピストンに密着したオイルシールが引っ張られて歪む。そしてブレーキを離すと、オイルシールの歪みが戻る力でピストンを引き戻し、ピストンとブレーキパッドの背板の間にわずかな隙間ができる。そのためブレーキパッドとディスクローターの接触もほとんど無くなる。
油圧式のディスクブレーキ。詳しい仕組みは知らなくても、なんとなく「油圧」でギュ~ッとブレーキが効いているイメージはある。それなら、なんでレバーやペダルを離すとブレーキが緩むのだろう? 某公共放送の5歳児キャラではないけれど……「なんで?」 目次 1 ブレーキレバーを離せば緩むのは当然に感じるけど……2 元に戻ろうとするオイルシールが隙間を作る3 ピストンの戻りが良くないと、リリース感が悪くなる! […]