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コロナ禍により「モト・ヒマラヤ」は3年ぶりに開催された。しかし「楽しいからいつか皆さんも是非」という気持ちにはなれない。スキルが低かったり、周りのフォローがなければ崖から転落してしまうかもしれない。転倒して怪我をすることもあるだろう。走っているクルマやバイクの速度差も日本では考えられないレベルだ。抜きつ抜かれつで、何度も怖い思いをするかもしれない。高山病に立ち向かうのも過酷だ。電波のない場所で道に迷うこともあるだろう。とにかく日本では考えられないことが起きる可能性が高い。「モト・ヒマラヤ」はエンターテイメントではない。それなりの準備と覚悟を持っていく冒険なのだ。