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[画像 No.6/8]【懐かしのバイク用語 Vol.1 燃料コック】「昔は燃料警告灯なんてなかったよね…… 」

|【懐かしのバイク用語 Vol.1 燃料コック】「昔は燃料警告灯なんてなかったよね…… 」
旧車は燃料コックを必ずOFFにする

負圧式以前のOFFがある燃料コックを装備するバイクは、駐車中などエンジンがかかっていない時は燃料コックを忘れずにOFFにする。これはキャブレターのフロートバルブ(キャブレター内のガソリンの量を一定に保つ弁)がゴミや不調で閉じ切っていないと、ガソリンがどんどんエンジン内部に流れ込んでしまうからだ。そうなるとエンジンがかからないばかりか、溜まったガソリンを抜いてオイル交換もしなければならない。なので「エンジンを止めたら燃料コックOFF」は、旧車では必須の操作なのだ。
キャリアの長いライダーなら、燃料コックは「あって当然」の装備だった。ところが近年のバイクにはついていない。もちろん必要ないから装備していないのだけど……。とはいえ人気の旧車やキャブレター仕様のバイクに乗るなら、燃料コックの操作は必須なので、知っておいて損はない……かも。 目次 1 FI(フューエルインジェクション)の登場で燃料コックが消滅2 ON、OFF、PRI、RES。燃料コックにも種類がある3 […]