三重県・鈴鹿サーキットで8月4〜7日に開催される「2022 FIM世界耐久選手権(EWC) “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会」。3年ぶりの開催となる8耐にむけて合同テストが開催された。
●文/写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
3年ぶりとなる鈴鹿8耐に向けて各チームが始動
鈴鹿8耐に向けた4メーカー合同テストが開催された。新型コロナウィルスの感染拡大で過去2年間中止となったが今年は開催されそうだ。
今回のテストにはホンダワークス:Team HRCが参加。ライダー体制はまだ発表されていないが長島哲太、高橋巧、水野涼が参加した。初日トップタイムをマークしたのは長島。2分5秒737!いきなり5秒台に入れてきた。3本目の走行ではロングランも行い、2分6秒中盤から2分7秒前半でラップしていた。
「今日は走る予定は無かったのですが乗り出しで5秒台に入ったので順調に仕上がってきていると思います。その後のアベレージも刻めました。テストではいつも単独なので多くの台数と一緒に走れたのは良かったです」と、長島。
2番手は昨年のEWCチャンピオンチーム:ヨシムラSERT Motul。2分6秒749。テストは渡辺一樹と津田拓也が参加。タイムは渡辺がマークした。
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