●レポート:阪本一史 ●写真:ホンダ/八重洲出版 ●編集:モーサイ編集部(上野茂岐)
軽二輪の排気量上限「250ccスクーター」登場はスペイシー250フリーウェイから
ホンダ PCXやヤマハNMAX、はたまたヤマハ マジェスティSなど、ボディサイズは原付二種クラスでありながら、排気量は150〜160ccの軽二輪スクーターを街でよく見かける。軽二輪上限250ccとせず、ボディもコンパクトな軽二輪スクーターを見るにつけ、スクーターのトレンドは随分変わってきたなぁと思わせられる。
しかし、そんな街中でも時折みかけるのが、まだまだ現役「オッちゃん+少々くたびれたフォーサイト(250cc)」、あるいはカスタムベースとして目をつけられたのか「若者+小綺麗なカスタムフリーウェイ(250cc)」の組み合わせだ。
どちらも250ccスクーターが「ビッグスクーター」と称されるようになった以前……80〜90年代のモデルであるが、当時の250ccスクーターは豪華さよりも機動力や手軽さが重視されていたように記憶している。というか、軽二輪スクーターという存在が盛り上がってきたのはまさにその時代からなのだ。
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