
寒さの厳しい季節、ツーリング中に感じる“体の冷え”はライダーの大敵だ。特に長距離走行や高速道路では、ウェアの隙間から侵入する冷気が体温を奪っていく。そんな冬の定番アイテムとして注目されているのが、ミズノ「ブレスサーモアンダーウェア 厚手 for Active クルーネック長袖シャツ」だ。吸湿発熱素材を採用し、動かなくても暖かい“発熱系インナー”として多くのライダーに支持されている。
●文:ヤングマシン編集部
厳冬期ツーリングで感じる“インナーの限界”
真冬のツーリングでは、防寒ジャケットやグローブを重ねても、冷えは完全には防ぎきれない。風を受け続ける上半身は体温が下がりやすく、体幹が冷えることで集中力や操作性にも影響が出る。特に高速走行中は汗が冷えやすく、発汗後の急な体温低下を防ぐことが重要だ。
その点で、ブレスサーモ素材のように“自ら発熱する”インナーは非常に有効である。体から出る水分を吸収して熱に変えるこの仕組みは、寒冷地の釣り人や登山者にも愛用されており、バイクウェアとの相性も抜群だ。
最大37%オフの高評価モデル
今回紹介するモデルは、Amazonで37%オフの4980円で販売中(通常価格7900円)。レビュー評価は★4.4(596件)と高く、過去1か月で100点以上が購入された人気アイテムだ。素材はポリエステル85%/合成繊維(ブレスサーモ)15%で、同シリーズ中でも最大量のブレスサーモ原綿を使用している。動きやすさを重視した“ダイナモーションフィット”を採用し、ライディング姿勢でも突っ張りを感じにくいのが特徴。寒さに備えながらも、操作時の快適性を損なわない設計となっている。

“止まっていても発熱”を実感できる高機能設計
ブレスサーモ素材は、汗や湿気を吸収して熱を発生させる吸湿発熱構造を持つ。走行中だけでなく、信号待ちや休憩時など“動かない時間”にも暖かさが続くのが強みだ。厚手の生地がしっかりと保温層を作り、冷気を遮断。
さらに、pHコントロールや消臭テープも備えており、ツーリング後の不快感も軽減する。洗濯機で丸洗いできる手軽さもあり、冬シーズンを通して毎日使える耐久性を備えている。サイズ展開はS〜LLに加え、丈や幅を調整したMSやLMなどの細分化サイズも用意。ライディングジャケットの下に合わせてももたつきにくいフィット感が魅力だ。

まとめ
寒風を切って走る冬のツーリングにおいて、体幹の保温は安全にもつながる。ミズノ「ブレスサーモアンダーウェア 厚手 for Active」は、吸湿発熱素材の持つ暖かさと動きやすさを両立した、ライダーのためのインナーウェアだ。防寒装備をもう一段階アップデートしたい人にとって、最適な選択肢と言える。次の寒波ツーリング前に、この1枚をワードローブに加えてみてはいかがだろうか。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(注目グッズ)
防寒と天候対策を両立させた構造 本製品はヤギ革を使用したロングタイプのウインターグローブであり、裏地にはボア素材を採用している。肌に触れる部分が柔らかく、指先が冷えやすい冬季の走行において保温を補助す[…]
発熱により脚全体の冷えを抑えやすい構造 「EK-113」は、車両の12V電源を利用する電熱インナーで、太ももや腰まわりなど冷えやすい部分を効率よく温める設計だ。冬の走行中は下半身の冷えが疲労に直結しや[…]
USB給電で発熱を活かせる構造と使いやすさ EK-304はUSBモバイルバッテリーから給電することで発熱し、首元を温められる仕様だ。走行中に冷えやすい首周りをケアすることで、体全体の冷えを抑えやすくな[…]
防風生地×ボア素材で冷たい走行風を抑えやすい構造 「DI-007FA」は、フロントに防風素材を配置し、走行時に正面から受ける風を抑える構造になっている。内側にはボア素材が使われており、空気を含んで保温[…]
4人同時通話に対応した実用的な機能 バイクでのツーリング中に仲間との会話やナビの音声を途切れずに聞きたい場面は多い。「Sena J10」は4人同時通話に対応しており、複数台での移動時でも情報共有がしや[…]
最新の関連記事(防寒対策)
バッテリーで発熱する「着るコタツ」で冬を快適に ワークマンの「ヒーターウエア」シリーズは、ウエア内に電熱ヒーターを内蔵した防寒アイテム。スイッチひとつで温まることから「着るコタツ」として人気が拡大し、[…]
「着る換気扇」サーキュレーターメッシュ 今回紹介するのは、2025年9月の発売からわずか2ヶ月半で累計3万枚を突破したという「サーキュレーターシリーズ」だ。最大の特長は、裏地に採用された「サーキュレー[…]
「天然のエアコン」が汗冷えを防ぐ 厚着をしてバイクで走り出し、休憩がてら道の駅やコンビニに入った瞬間、暖房の熱気で生じる汗の不快感。そして再び走り出した直後、その汗が冷えて体温を奪っていく不安。ライダ[…]
最強のコスパ防寒着か? 進化した「GIGA PUFF」 まず注目したいのが、「GIGA PUFF フュージョンダウンフーディ」だ。価格は驚異の4900円。このフーディの肝は、中わたの量にある。従来製品[…]
トップス&インナー 機能性抜群な冬用パーカー JK-630:1万3000円台~ 伸縮性の高い透湿防水生地を使用したウインターパーカー。保温性に優れた中綿入りなので、暖かさをキープでき、快適なライディン[…]
人気記事ランキング(全体)
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
悪質な交通違反の一つ、「無免許運転」 今回は無免許運転をして捕まってしまったときに、軽微な違反とはどのような違いがあるのか紹介していきます。 ■違反内容により異なる処理無免許運転の人が違反で捕まった場[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
RZ250の歴代モデル 1980 RZ250(4L3):白と黒の2色で登場 ’80年8月から日本での発売が始まった初代RZ250のカラーは、ニューヤマハブラックとニューパールホワイトの2色。発売前から[…]
最新の投稿記事(全体)
バッテリーで発熱する「着るコタツ」で冬を快適に ワークマンの「ヒーターウエア」シリーズは、ウエア内に電熱ヒーターを内蔵した防寒アイテム。スイッチひとつで温まることから「着るコタツ」として人気が拡大し、[…]
知られざる黎明期の物語 最初の完成車は1903年に誕生した。シングルループのフレームに搭載する409cc単気筒エンジンは、ペダルを漕いで勢いをつけてから始動させる。出力3psを発揮し、トランスミッショ[…]
充実してきた普通二輪クラスの輸入モデル この記事で取り上げるのは、日本に本格上陸を果たす注目の輸入ネオクラシックモデルばかりだ。それが、中国のVツインクルーザー「ベンダ ナポレオンボブ250」、英国老[…]
テールデザインでトラディショナルから新世代を意識させる! 1992年に発表後、実に30年間という史上まれにみるロングセラーだったCB400 SUPER FOUR。 その経緯にはいくつか節目となるモデル[…]
「一時停止違反」に、なる!/ならない!の境界線は? 警察庁は、毎年の交通違反の取り締まり状況を公開しています。 最新となる「令和3年中における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等につい[…]






































