ボロボロのリトルカブをDIYでスピード修理! 果たしてエンジンは掛かるのか…?【リトルカブ一日レストア|後編】
解体屋から買ってきたリトルカブのスピードレストアに挑戦してます。メッキは錆びてるしフレームの所々にサビも浮いているし、押して動かせないほどに後輪がガチガチに固着しちゃってるし…。こんなリトルカブを本当に1日でレストアすることができるのか? 前回/前々回に続き今回は最終回。一気に組み上げていきますよ~!
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
【ご注意】今回の企画は1日でレストアするということでかなり強引な作業内容となっております。 本来のレストアからはかけ離れた内容となっておりますのでご了承ください。
なんで「一日でレストアする」なんて言っちゃったんだろう? だけど後には引けない。考えるより手を動かすのだ!
いやもう、ホントに。なんでまた「1日でレストアする」なんて言っちゃったんでしょうね??
バイクをバラバラにできたのか10:30。そしてそれぞれの部品を 磨いたり 叩いたり 削ったり 塗装したりできたのが16:25。冬だったらもう薄暗くなり始める頃ですよ。サラリーマンだったら あと35分で終業ベルが鳴る頃ですよ。なのにまだバラバラだなんて…。
…なぁんて、ボヤいていてもしょうがない。ここまで来たならば意地でも完成させます。 アレコレ考えないで、とにかく手を動かしますよ!!
不動リトルカブ一日レストア:バラした部品を組み立てていきます。まずは後輪ブレーキから【16:30】
あれだけ固着していた後輪ブレーキも、一度固着を解除したらまあなんと素直なことよ。ブレーキカムの動きもすっかり良くなって、ブレーキシューもそれほど磨耗していなかったので組み上げたら非常に良い動きをしてくれています。
その勢いで、フロントホイールを組み上げます。これはもう難しいことはない。いやむしろ、塗装して見違えるほど綺麗になっているので、テンション上がって組み上げはどんどん進みます。見た目が綺麗になっただけでこれだけ違いが出るものなんですね~。なんか楽しくなってきた!
不動リトルカブ一日レストア:お次はガソリンタンク。カブ系は意外と大変…【17:05】
リトルカブの整備において(スーパーカブも同様ですが) 、地味に組み立てが大変なのはガソリンタンク周りだと思います。
前編でお伝えした通り、燃料コックがキャブレターにくっついちゃってるので ガソリンを止めたりするのがいちいち面倒…ってのもあるのですが、外観がシンプルなぶんフレームの中の配線がややこしいのですよ…。このバイクの神経系がぜんぶ集約されてますからね。
そんな配線のジャングルの中に、ガソリンホースまで通さなくちゃいけなくて、この作業が地味に大変! …そこそこ時間をロスしながら、ガソリンタンク/シート/荷台を取り付けていきます。
不動リトルカブ一日レストア:エアクリーナーボックスの掃除&取り替え
ここからエアクリーナーボックスを取り付けるのですが、時間がないとはいえ手を抜きたくはありません。経年劣化で白っぽくなってしまったエアクリーナーボックスをケミカルの力を借りて黒くツヤツヤにしていきます。
今回は簡単なスプレータイプを使いましたが、プラスチック部品がちゃんと黒々しいツヤを放っていると、バイク自体が全体的に引き締まって見えるから不思議なんですよね~。
不動リトルカブ一日レストア:ゴール手前で一息つきましょう。【18:00】
「疲れてからの休憩」よりも、「疲れる前の休憩」の方が何倍も効果的とは言いますが、かくいう私も早めに休憩とるのがマイルールです。そんなわけでここでコーヒーブレイク。
前後のホイールも、シートも、キャブレターもエアクリーナーも取り付いて、随分とバイクらしい形になってきました。ふぅ~…。さすがに朝っぱらから作業をしてるとば出てきますが、ここからラストスパートがんばっていきましょう!!
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