
●文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:SurLuster(シュアラスター)
ガソリン添加剤は大手石油メーカーや自動車・バイクメーカーからも純正ケミカルとして発売されており、それぞれの商品解説においてエンジン内部の汚れを取り除き、エンジンコンディションを整えることに効果的であるという記述がなされています。
しかし、ガソリン添加剤について「入れても効果はない」「エンジンオイルが汚れる」「古いバイクに使うと故障する」など真偽のはっきりしない“都市伝説”の様な話が存在しているのをご存知でしょうか?
他にもガソリン添加剤の効果はよくわからず、体感できたという話はきっとプラシーボ効果だろうと言われることも少なくありません。
そこで今回は、ガソリン添加剤にまつわる代表的な噂を取り上げ、その根拠や実際の状況を解説したいと思います。正しい知識を身につけ、ガソリン添加剤が愛車に必要な製品なのか?をしっかりチェックしてみましょう。
その1:ガソリン添加剤を入れるときはエンジンオイル交換が必要?
「添加剤が落とした汚れがピストンの隙間からオイル側に落ちて混ざってオイルをダメにする。だからガソリン添加剤はオイル交換直前に入れないとダメ」これは正しいのでしょうか?
結論から言いますが「ガソリン添加剤がオイルを劣化させる」という情報は誤りです。
落ちた汚れは下へ流れてオイルに混ざるとイメージされがちですが、燃焼室のデポジット(カーボンやワニス、ガム質などの汚れ)は添加剤の効果によって燃焼します。燃やされた汚れはススとなり、燃焼ガスとともにマフラー(サイレンサー)から排出されるのです。取り除いたデポジットがそのまま大量にオイルへ流れ込むわけではありません。
エンジンオイルが黒い=劣化ではない
ではなぜエンジンオイルが汚れるという話が出てくるのでしょうか?
その一因はブローバイガスの存在でしょう。燃焼室で発生したガスの一部はピストンリングとシリンダーのわずかな隙間を通ってクランクケース(オイル室)側へ漏れます。これを「ブローバイガス」と呼びますが、このガスに含まれるススがオイルを黒くさせる原因の一つなのです。これは添加剤を入れていないエンジンでも発生する通常の現象ですが、ススそのものは非常に黒い物質のため少量でもオイルは黒く染まります。
先に述べたように、ガソリン添加剤の効果によって発生したススはマフラーを通して排気されているため、添加剤によってブローバイガスに含まれるススが極端に多くなるわけではありませんが、少なからずススの量が増えるため通常時よりもオイルが黒くなるのが早くなることがあります。ただし、ススによって黒くなったオイルは単に色が黒くなっているだけで、オイルの粘度や性能にはほとんど影響を与えません。
オイルを劣化させる主な原因はススではなく、熱による酸化や水分の混入、ピストンやギアなどの摩擦によるせん断、オイルフィルターの汚れによる濾過機能の低下などです。
以上のことからススによってオイルが黒くなった=劣化(潤滑性能の低下や粘度の変化)したとは限りません。
そもそもエンジンオイルにはエンジン内部の汚れや燃焼生成物を取り込んで分散させる働きがあり、新しいオイルを入れた直後でもその働きによって比較的早く黒く変色することもあります。
オイルの劣化は色で判断するのではなく、走行距離、粘度、匂い、エンジンのフィーリング、乳化現象など使用環境から判断し、適切な時期に交換するのが正しいメンテナンスなのです。
結論:ガソリン添加剤はオイル交換前でなくても入れたい時に入れればOKです
その2:ハイオクガソリン車はガソリン添加剤不要?
「ハイオクガソリンは清浄剤が入っているからガソリン添加剤は入れなくても良い」という意見を聞いたことがあるライダーも少なく無いでしょう。ですがこれは100%正しいとは言えないのです。
ハイオクガソリンの洗浄剤について
過去にはTVCMなどで「洗浄剤配合」と各社のPRが盛んだったハイオクガソリンですが、2020年の報道において「汚れを落とす清浄効果のあるものは入っていなかった」という事実が明らかになり、市場に大きな反響とショックを与えました。
現在は一部のブランドで洗浄剤配合のハイオクガソリンが販売されていますが、インジェクターや吸気系を含め、エンジン内部にデポジットがつきにくくなる予防効果だと明言されており、汚れを落とすほどの強い洗浄効果が無いのが実情です。
他にも「ハイオクガソリン車で高回転まで回せば汚れが取れる」という意見もありますが、いくらエンジンを全開にしてもデポジットが焼けてなくなることはありません。
MotoGPやF1など高回転を多用するレースの世界でも、燃料を燃やしている以上燃焼室やピストン、バルブなどにデポジットが生じます。ただしレーシングエンジンは走り出せば高回転・高負荷で使われることが多いため、不完全燃焼によって生じるデポジットが蓄積しにくいとはいえます。
一方、公道走行では暖気運転を行ったり渋滞で低回転を多用したりと、汚れがつきやすいシチュエーションが多くなります。
この状態から高速道路等で一気に高回転まで回せばカーボンが全部焼けて除去できるのでは?と考えたくなりますが、すでに堆積したカーボン汚れは簡単には除去できない状態になっています。ましてや汚れが付きにくくなる程度の効果しか持たないハイオクガソリンでこの汚れを落とすことは不可能です。付着したデポジットをエンジンの燃焼によって落とすには高濃度の洗浄剤を使うほかないのです。
結論:ハイオクガソリンも定期的にガソリン添加剤を使いましょう
その3:濃く使うと汚れがよく落ちる?
ガソリン添加剤を規定量より多く入れれば洗浄効果が高まると思われがちですが、実際はメーカー指定の添加割合で使用するのが最も効果的になっています。むしろ指定以上に濃くしてしまうとガソリン本来の燃焼特性を変化させてしまい、かえって不完全燃焼を起こしたりエンジンの始動性が悪くなったりする恐れがあります。
誤って入れすぎたからといってすぐに壊れることはありませんが(実際に既定の3倍を入れても普通に走ることはできました)濃く入れる行為にはデメリットはあってもメリットはありません。
メーカー指定の添加率は、洗浄性能と正しい燃焼を両立させるために設定された条件です。添加剤の効果を最大限に発揮させたいなら自己判断で添加率を増減させるのではなく、指定された割合を守って継続的に使用することが最も効果的だといえるでしょう。
結論:メーカー指定の添加率を守りましょう
その4:旧車に入れると壊れる?
「古いバイクにはガソリン添加剤が使えない」といった話も聞いたことがあります。しかし、いろいろなメーカーから発売されている添加剤の説明書に“旧車に添加剤を使ってはならない”という文言は見当たりません。
実際のところ、最新のガソリン添加剤はインジェクション車だけでなくキャブレター車両にも対応しており旧車にも問題なく使えます。むしろ旧車こそガソリン添加剤のメリットを得られるという考え方もあります。
旧車にガソリン添加剤をオススメする理由
旧車の多くはインジェクションではなくキャブレターを使っています。一般的にキャブレター車はインジェクション車と比べると燃焼室にデポジットが蓄積しやすい傾向にあります。その理由はキャブレターは天候や標高などの外的要因や、ジェット類の摩耗やエアクリーナーの詰まりなどによって燃料過多(混合気が濃い状態)になりやすく、カーボンなどのデポジットが形成されやすいからです。
また、始動時などはチョークを引いて暖気しますが、この行為は混合気が濃くなるため、デポジットが付着しやすい状態といえます。
長い年月を走ってきた愛車であればあるほど、キャブレターやバルブまわり、燃焼室などにはガム質やカーボンなどが蓄積しているはずです。
旧車専門店オーナーにお話を伺った内容も興味深いものでした。「旧車オーナーはエンジンが壊れたら?という不安もあって、エンジンを全開にしないことが多く、大切に優しく乗れば乗るほどデポジットが溜まる」「旧車はエンジンが壊れにくいよう、どうしても燃料を濃いめでセッティングするから汚れが付着しやすい」という話です。どちらもデポジットが溜まりやすい行為だとわかりますね。
添加剤を入れないという旧車オーナーから耳にする他の意見として「カーボン汚れが付いた状態でセッティングが決まっているから、燃料添加剤を入れるとセッティングが狂う」という話です。この時点でエンジンは本調子では無い訳ですから、バイクが本来持つポテンシャルを存分に味わうなら、添加剤で汚れを落として、カーボン汚れなどを除去したクリーンなエンジンの状態でセッティングを出すことが最も重要ではないでしょうか?
長年走ってきた愛情たっぷりの旧車だからこそ、エンジンを良好な状態に保ちたい。しかしエンジン・キャブレターのオーバーホール(分解整備)を行うと整備費用はかなり高額になってしまいますから、お手軽で効果が高いガソリン添加剤を定期的に使用したメンテナンスを活用することは非常に価値があるといえるのではないでしょうか。
結論:旧車でもガソリン添加剤は安心して使えます
その5:効果が体感できるのはプラシーボ?
プラシーボ(プラセボ)とは、薬としての有効成分を持たない偽薬のことを指します。要するに「添加剤を入れたから効果がある」という思い込みによって、パワーが上がったと感じてしまうことをプラシーボ効果といいます。
「ガソリン添加剤を入れても効果は体感できない」という意見もありますが、実際はどうでしょうか?
ガソリン添加剤にもいろいろな種類があります。例えば「シュアラスター・LOOPスムースショット」はエンジン内部のデポジット除去をメインとした添加剤です。エンジンをできるだけ新車時の状態に戻すという洗浄剤ですから、エンジンが汚れに汚れてパワーダウンしていた場合であれば、汚れを除去したことによってエンジン本来のパワーを体感できるかもしれません。
左:ループ・パワーショット 240ml
右:ループ・パワーショット 80ml
一方、スムースショットの上位商品である「シュアラスター・LOOPパワーショット」は洗浄成分だけでなくピストンの動きを滑らかにする特殊潤滑剤を配合しています。これによってエンジンのフリクションロスを低減させる効果があり、エンジンレスポンスやトルク感のアップ、その他にも燃費の向上などの恩恵を受けることができるのです。
実際に注入前と注入後のパワーチェックを行った車両もありますからグラフを見てみましょう。注入後のパワーカーブが大きく変化していることがわかります。データを見る限りは体感できるレベルのパワーアップを果たしているといえるでしょう。
右:カワサキZ900RS(走行5500km) 左:ヤマハMT25(走行3900km)
この車両に乗車して実走テストを行いましたが、走行数分後から明らかにスロットルレスポンスが変化し、加速の感覚も鋭くなりました。
実際にLOOPパワーショットを愛用しているライダーの皆様からも「燃費が良くなった」「明らかにパワーを感じた」など体感に関する報告が相次いでいます。ただし、リッタークラスの四気筒スーパースポーツなど、高回転型ハイパワーエンジンの場合は元々のエンジン性能が高いため、潤滑効果を体感しにくくなっています。しかしながらサーキット走行などではコーナーの立ち上がりや、ストレートでの伸びに違いが出ており、しっかりと体感できたとの意見も多く見られます。
「添加剤は体感できない」のではなく、「洗浄成分のみの添加剤は体感しにくい」が正解でしょう。潤滑成分を含んだガソリン添加剤「シュアラスター・LOOPパワーショット」を使えばしっかり体感することができますよ。
結論:LOOPパワーショットを使えばきっと体感できる
まとめ
以上簡単ではありますがガソリン添加剤にまつわる5つのウワサについて解説いたしました。一昔前のガソリン添加剤の一部には、効果が高くなかったものや粗悪品なども含まれていたようですが、現在発売されている添加剤は性能が格段にアップしており、エンジン内部の洗浄力は非常に高くなっているだけでなく、使用に際してのデメリットはほとんどありません。
愛車のコンディションを良好に保つためにも、誤った情報に惑わされることなく、ガソリン添加剤を積極的に活用してほしいと思います。 シュアラスターではガソリン添加剤以外にもバイクをピカピカにする洗車用品を中心にバイクケアアイテムを多数販売しております
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シュアラスター公式オンラインリンク https://www.surluster.jp
※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。


















