貴方の一票で、Z1、NSR250Rなどがレンタルバイクに!? バイク王が「絶版車総選挙」を開催!

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君はどの絶版名車が好き? 年間10万台にのぼる中古バイク取り扱い数を誇るバイク王が「絶版車総選挙」&実際に乗れるチャンスがある「プレミアムレンタル無料体験」を実施だ。そこで今回はキャンペーンの内容と総選挙にエントリーしている絶版車7台とその乗り味を紹介。どれもバイク文化の歴史を知るうえで貴重な1台なので、ぜひとも腕を奮って応募してもらいたい。

●文:宮田健一 ●BRAND POST提供:バイク王

憧れの名車に乗れる大チャンス!

バイク王に寄せられる「売る・買う」に関しての年間相談件数は約30万件。そんな豊富な情報を扱っているから、全国から多種多様なバイクやなかなかお目に係れない希少車までがバイク王には集まってくる。特に絶版車については、つくば絶版車館や茅ヶ崎絶版車館といった絶版車両を中心に展開するコンセプトショップを立ち上げて、その保存&流通にも積極的だ。

さらに数年前からは同社の保有する車両の中から厳選し、ベストコンディションに整備した名車たちを広報車として、新店オープニング時における試乗会やモーターサイクルショーや鈴鹿8耐といったイベント展示などに用い、バイク文化の継承にも努めてきた。

長いものでは半世紀近く前に製造されたバイクを現在も実用に耐えられるコンディションに整えることは容易ではないが、これは同社の豊富な取り扱い実績をバックボーンとしてそこから得た知見を国家資格を持つ整備スタッフをはじめとした社内スタッフの教育に活かすことや、設備の充実した認証工場等を保有することで実現している。

そんなバイク王が新たなサービスを実施予定。その名も「プレミアムレンタルバイク」だ。

このサービスは、今まで特別な機会のみ外部に公開してきたこれら絶版広報車たちを、一般ユーザーたちが実際にレンタルして楽しむことができるというもの。「憧れの絶版名車を購入前にその乗り味をじっくり確かめてみたい!」という人はもちろん、「予算的に購入まではできないけれど一度は名車に乗ってみたい!」という人の夢も実現してくれる嬉しいサービスとなっている。

今回、バイク王ではこの新サービス立ち上げを記念して、ユーザーが乗ってみたいと思う絶版車を投票で決める「絶版車総選挙」を実施することが決定した。投票結果の上位3機種を新たにレンタルサービス用の車両として運用するというのだ。

しかも、絶版車総選挙と並行して応募者の中から選考の上、無料で当選車両に乗ることができる「プレミアムレンタル無料体験」も実施することを発表。こちらは写真や動画とともに体験模様をSNSに投稿して発信することが条件となるが、一度は憧れの名車を操ってみたいと思っていたライダーたちには、これまでにない絶好のチャンスだ。詳しい応募条件や応募フォームは本記事下部のリンクから確認してほしい。

「絶版車総選挙」にエントリーするマシンは次の7台。いずれもバイクの進化を知るうえでの技術遺産としても貴重な車両ばかり。どの絶版車が一番のお気に入りか、どの名車に乗ってみたいか、じっくり選んでぜひとも投票に参加してほしい。バイク王が実施する「絶版車総選挙」の公式投票URLなどの情報は本記事最後に掲載している。

それではエントリー車両の紹介といこう。

エントリー1:HONDA NSR250R SE (MC28)

HONDA NSR250R SE (MC28)

2ストレプリカで人気ナンバー1を誇るNSR250R。その中でもMC28型は’93年にフルチェンジし、片持ちプロアームやカードキーなどを装備した最終進化型だ。当時の馬力自主規制の変更に伴い最高出力は45→40psへと減少したが、点火マップが内蔵されたカードキーをサーキット専用&公道走行不可のHRCカード(灯火類が作動せず、デジタルメーターも速度表示から水温表示となる)に差し替えれば、KIT併用でフルパワーの75psへと変身。文字通り最強を誇った。

ノミネートされた車両はエンジンを始動するとカラカラと響き渡る耳慣れない音が聞こえてくるはずだ。ビギナーだったりすると思わず、「故障?」とアセるかもしれないが、ご安心を。この車両は乾式クラッチ装備の上級バージョンとなるSEとなっており、貴重に輪をかけた個体となっている。

乾式クラッチはスパっとしたダイレクトなつながり具合がいかにもレーシングな乗り味を見せてくれる、実戦向けアイテム。今では騒音規制の絡みもあり、新車ではまず販売不可能と言われているこのメカニズムも試乗するなら存分に味わってほしいところ。NSRに乗るなら歴代最高峰の完成度を誇るこのMC28をぜひとも一度は体験してほしい。

エントリー2:HONDA NS400R (NC19)

HONDA NS400R (NC19)

ホンダ市販2スト車としては最大排気量。フレディ・スペンサーがケニー・ロバーツを打倒するために作られたWGPマシンNS500のレプリカだ。NS500の前1気筒&後2気筒に対しNS400では前2気筒&後1気筒とレイアウトの違いはあるが、2ストV型3気筒のユニークさを味わえるのは他にはMVX250Fぐらいだ。

NS400は、ライバルであるヤマハRZV500やスズキRG500Γに対してあえて中型限定免許(現普通2輪免許)で乗れる排気量に設定してあるのもポイント。それでいて輸出仕様では72psとビッグ2ストとしてのパワーを遺憾なく発揮してみせた。

このほか、レプリカマシンとして見た場合には、フロントタイヤに当時流行りの16インチを採用したりフレームもアルミ角パイプを導入するなど、随所に投入された当時の最先端トレンドも見どころ。その一方で、リヤタイヤはトレッド幅110と今見ると驚くほど細いが、そうした点もレプリカマシンの進化を知るうえで貴重な存在となっている。NS400以前のパイプフレーム車、NS以降のレプリカ全盛期時代のマシンたちと乗り比べてみると進化の過程を「なるほど!」と肌で体感できるはずだ。

エントリー3:YAMAHA RZ350 (4U0)

YAMAHA RZ350 (4U0)

初代RZ250(4L3)登場の翌年の’81年に、ボア径を54mm→64mmへと10mm拡大して登場したのがRZ350(4U0)だ。最高出力は250の35psから45psへと大きくアップ。高回転域で弾けるロケット加速は、まさに2ストならでは、と言ったところ。250ベースの軽量車体にこのハイパワーエンジンを組み合わせたことで、パワーウェイトレシオは750ccクラスのビッグバイクに匹敵した。厳密には「ナナハンキラー」と呼ばれるのは、この350のことを指している。 

250と共通車体だったことから、エンジンを250に移植されることが多かった350だが、けっこう専用設計だった部分も多く、ブレーキがダブルディスクとなっているほかキャブレターやマフラー、リヤホイールへ追加されたハブダンパーなども350専用。細部をじっくり見ていくとヤマハが単なる250の兄弟車としてではなく、350として作ったことが理解できる。

エントリー4:SUZUKI GSX1100S KATANA (GU76A)

SUZUKI GSX1100S KATANA (GU76A)

今見ても、唯一無二のシルエットがライダーの心を奪うスズキのカタナ。デビュー当時はセパレートハンドルがまだ日本国内の型式認定では許可が下りず、国内仕様の750初期型はアップハンドルで発売され、セパハンで乗れたのは逆輸入で入ってきていた1100のみ。セパハンに違法改造された750が集中的に取り締まられた通称「刀狩り」は有名な逸話だ。

このセパハンが生み出すライディングポジションが、じつに味わい深い。タンクが長めなこともあり腕を伸ばして前傾姿勢になることを要求するのだが、ステアリングヘッド位置が高いために前傾してもそれほどきつさは感じない。

その前傾姿勢とハンドルの絶妙なタレ角がマッチして、乗車中はマシンに身体を預けるような一体感が覚えられる。現代のスポーツマシンのように積極的に身体を動かすのではなく、マシンに身体を預けたまま弧を描くようにコーナーを駆け抜けていくのが最高に気持ちいい。 

ノミネートされた車両は’94年から発売された国内仕様(GU76A)をベースに、ヨシムラのサイクロン集合管やブレーキまわりなどがチューンされた個体。’90年代のカスタムブームをも今に伝えるようなシルエットでやはり歴史を伝える1台となっている。

エントリー5:SUZUKI RGV250Γ SP2 (VJ22A)

SUZUKI RGV250Γ SP2 (VJ22A)

NSRやTZRのライバルとしてレーサーレプリカ時代を駆け抜けたスズキのΓシリーズ。VJ22A型のRGV-Γ250は、並列2気筒のRG-Γ250からV型2気筒のRGV-Γへチェンジした後の2代目にあたり、2スト勢では初の倒立フォークや市販車初の湾曲スイングアームを採用して’90に登場。

CAL-BOX=クレセント(三日月)・アルミボックスと名付けられたこのスイングアームは美しさでは随一と呼ばれており、今でも高い人気を誇るが、当時はパテントの関係で2年後のマイナーチェンジの際に一般的なスタビライザー付きストレートタイプに変更となってしまった。

ノミネートされた車両は、このCAL-BOXスイングアームを装備したVJ22A前期型であることはもちろん、クロスミッションや乾式クラッチ、φ34mmのビッグキャブなどを備えたサーキット対応のSPからミッションのみSTDとしたSP2で、いわばメーカー謹製のバリバリ峠仕様といったモデル。なお、エントリー個体は前オーナーがSP1のミッションにカスタム済みでよりレーシーな乗り味となっている

9000rpm以上からの鬼のような加速っぷりには定評があった。これに乗って当時のアツいワインディングシーンに思いを馳せてみるのも、一興だ。

エントリー6:KAWASAKI Z1 (Z1F)

KAWASAKI Z1 (Z1F)

ご存じ、カワサキのZ1。今回のバイク王「絶版車総選挙」でも優勝最有力候補に挙げられる文句なしの名車だ。ノミネートされた車両はオリジナルに限りなく近い状態に整備されている貴重な個体だ。空冷4気筒&4本マフラーが奏でる野太いサウンドと粗削りな乗り味は、絶版車でしか味わえない「あの頃」の雰囲気そのもの。

現代のようにビュンビュンと軽々しく吹け上がるのではなく、ゴリゴリと重たいクランクが回るエンジンフィーリングは昔の大排気量空冷4発ならでは。「ビッグバイクはこれでなきゃ!」と思う人が今も絶えないのも乗ってみれば納得。

ノミネートされた個体がまとっている車体色は、ゼファーやZ900RSなどでも復刻された人気の通称“タイガーカラー”。似たようなカラーリングに現行Z900RSにも使われている通称“玉虫カラー”があるが、そちらとの簡単な見分け方はテールカウルのストライプ形状がストレートか否かだ。

Z1は、当時を知っているベテランからまだ生まれてもいない若者世代まで、バイク乗りを自称するなら一度は乗っておきたい歴史的な遺産だろう。

エントリー7:KAWASAKI 500SS MACH III (H1F)

KAWASAKI 500SS MACH III (H1F)

Z1の前にカワサキが世界最速を目標に作り上げた空冷2スト3気筒の“ジャジャ馬”マッハIII。ご覧の通り、まだチャンバーの概念が確立していなかったマフラーは、ピーキーという言葉では言い表せないほど個性的なエンジン特性を発揮。

走り出しの低速域で「予想していたより、大人しいじゃない」と油断をしていると、ひとたびパワーバンドに入るや否や、2ストオイルが燃える大量の白煙とともにフロントが浮きだすような暴力的加速に豹変。200km/hを突破したというのも納得できるパワー感で、乗る者を別世界にトリップさせてくれる。いい意味で、“イカれてる”という言葉がピッタリで、その刺激は今なお一線級だ。

ノミネートされた車両は、車名がKH500に代わる前の500SS最終モデルとなるH1F型。それまで重ねられてきたマイナーチェンジにより、フロントブレーキのディスク化やテールカウルの装着、初期型では少なすぎたフロント荷重の増加、そしてエンジン特性の改善など、全面的な進化で初期型よりずいぶんと乗りやすくなったと言われている。それでも、多くの腕自慢ライダーたちを魅了してきた雰囲気は健在だ。

いずれも車歴30~50年を迎えるとは思えない美しい状態ばかり

以上、7台が今回のバイク王「絶版車総選挙」のノミネート車両。写真をご覧の通り、いずれもバイク王の専属スタッフの手により車歴30~50年を迎えるとは思えない美しい状態で完調整備が施され、限りなく当時に近い乗り味を再現。プレミアムレンタルバイクを利用する際もきっと満足させてくれるはずだ。「絶版車総選挙」の投票URLは、下記のとおり。期間は9/29(日)までとなっているので、このチャンスを逃さないよう奮って応募してもらいたい。

バイク王は絶版名車の保存&流通にも積極的に参加。希少価値のある極上個体は広報車として保存対象とし、試乗会やイベント展示などに利用してバイク文化継承の一翼を担っている。(※上の集合写真は過去のイベント時のもの。今回の「絶版車総選挙」にはエントリーしていない車両も含まれている)

多くの店舗を持つバイク王は絶版名車の専門店として、つくば絶版車館(茨城県・つくばみらい市)や茅ヶ崎絶版車館(神奈川県茅ヶ崎市)を展開。名車たちの価値にふさわしい評価に基づいた車両の販売&買取を行っている。


※本記事はバイク王が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。