“着せかえZ”が旧車への憧れを形にする

大のバイク好き・つるの剛士氏が選んだZ900RS×ドレミコレクション=Z1スタイル

●文/写真:ヤングマシン編集部 ●取材協力:ドレミコレクション東京営業所

大のバイク好き・つるの剛士氏が選んだZ900RS×ドレミコレクション=Z1スタイル
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【つるの剛士(たけし)氏】’75年5月26日生まれ、福岡県出身。動画撮影などの合間を縫ってインタビューに応じてくれた。「カワサキは人生初」と喜ぶ。当然、YM本誌もご存じだ! なお今回Zを迎えるにあたり、スペースを空けるため、泣く泣く愛車2台を手放したとか。現在はZのほか、カブ、400SS Jr、ランブレッタV200などを所有。

「自分がカッコイイと思っている先輩がZに乗っていて、昔から憧れありました。大型を取ったら乗ろうと思っていたのがZなんです」と話すつるの氏は、16歳でバイクに乗り始め、初めて買ったホンダのCD50を皮切りに、様々なバイクを乗り継いできたとのこと。

現在でもバイクは完全に生活の一部になっているが、「自分のバイクライフにとってそれほど必要なかった」ため、普通二輪免許で満足していた。だが、より広いバイクの世界を知るために大型二輪免許を取得した。

「以前は高くて買えなかったZも、この歳になって手に入るようになった。でも旧車をイジるのは相当な労力と時間がかかりますよね。そこでZ900RSを昔風にアレンジして、”ニューZ1″にしようと思ったんです」

そう考えていた矢先に、ドレミコレクションのZ900RSカスタムを発見。「中身はハイテク、外見は旧車みたいな絶妙なバランスにしたかったんです。ここまで大がかりなカスタムは初めてでしたが、理想通りですね」

ただし実際に乗り出すまでにはハードルが…。「まず免許ですね。新型コロナの影響で教習所が休業し、1か月ほど待ちました。またカスタムについても、ピットで働く方々の大変さに気付かされました。自分で少し作業してみたのですが、塗装では特にマスキングが大変でした」

今後のカスタムについても意欲的だ。「まずはシート。黒か焦げ茶にして、スタッツを打ったクラシックなカンジにしたい。あとはタンクですね。筑波サーキットで体験走行して”最高だな”と思っていたら、直後にタンクの凹みに気付いたんです。テンション下がりまくりですよ(笑)。ドレミコレクションのインナータンクとZ1スタイルのカバーで、当時のあのシルエットにしたいですね。レトロだけでもない、今の進化したZと昔のZのいいとこどりを目指します」

Z900RSを入手して初のツーリングでは、行く先々でライダーに声をかけられ、その熱量に感心した。「僕もいろいろ趣味があるけど、特にバイク乗りの皆さんはアツい。こだわりを見せれば見せるほど集まってくる。僕は、バイクって”走る名刺”だと思っているんで、Z900RSをそういうバイクに仕上げて『あれ、つるのさんだ』って言ってもらえたら嬉しい。皆さんとツーリングもしたいな」

新しい相棒を手に入れて、つるの氏のバイクライフの幅が一段と広がりそうだ。

’70年代に流行ったビキニカウルをオマージュしたストーンカウル(3万3000円/ABS製)。シンプルかつ丸みを帯びたフォルムが特徴だ。フォークの突き出し部に装着できる専用ブラケットが付属し、安定感も高い。

Z1風のサイドカバー(片側1万6500円/ABS製)は、純正を外して付け替えるだけ。タンク下のすき間を隠すカバー(片側8800円)も装着。初期Z1エンブレムはアルミダイキャスト製だ(1枚2750円)。

Z1とソックリのポイントカバーセット(2万1450円)。高さを持たせた専用ベース部とガスケットも同梱される。STDのエンジンは非常にコンパクトだが、厚みを持たせることで迫力が増す。単品販売もあり。

20/30mmバック&50/60mmアップの4ポジションが選べるステップ(6万8970円)。国内メーカーのジュラルミンを使用した高精度削り出しで、操作性に優れる同軸タイプだ。ペダルには精巧なベアリングも使用。

ドレミ製テールカウル(3万8500円)は、STDよりロングタイプとすることで、よりZ1の造形に近づけている。テールランプとウインカーもZ1を再現したレトロな丸タイプだが、バルブはSTDと同様LEDだ。

Z1のシンボルのひとつ・4本出しマフラーを再現した「ストリート4 ブラック」(32万4500円)。生産は日本で行われ、JMCA公認の車検対応品だ。ホイールはSTDの前後17インチに対し、18インチ化でより懐古的に。

つるの氏の師匠・ドレミコレクション藤野氏(右)が跨るのは、前ページで紹介したZ1000RスタイルのZ900RS。


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