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[画像 No.13/13]【2スト名車】ヤマハ(YAMAHA)RZ250/350各部解説:新時代の到来を主張した新技術【1980~1982】

|【2スト名車】ヤマハ(YAMAHA)RZ250/350各部解説:新時代の到来を主張した新技術【1980~1982】
エンジンの振動を緩和する手段として、ヤマハでは'70年代中盤からRD400やXS650にラバーマウントシステムを導入。RZではその機構を一歩推し進める手法として、ピストンの運動角度を考慮しながら、重心を通る直線上にエンジンマウントを設置し、振動を上下方向のみに制限したうえで、前後マウント部に特殊なラバーを使用する、独自のオーソゴナルマウントを採用した。
ニッポンがもっとも熱かった“昭和”という時代。奇跡の復興を遂げつつある国で陣頭指揮を取っていたのは「命がけ」という言葉の意味をリアルに知る男たちだった。彼らの新たな戦いはやがて、日本を世界一の産業国へと導いていく。その熱き魂が生み出した名機たちに、いま一度触れてみよう。この記事ではヤマハRZ250/350の主要部品について解説する。 目次 1 TZの技術を転用しながら独創的な思想を随所に注入2 E […]