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[画像 No.10/16]〈モリワキ・オリジナルレーサー烈伝〉韋駄天のアルミフレームマシン・1981年式モンスター

|〈モリワキ・オリジナルレーサー烈伝〉韋駄天のアルミフレームマシン・1981年式モンスター
ステアリングのステム付近はSTDと大きく異なるパイプワークで、補強も入る。すべてがアルミで作られたスイングアームピボット部のパイプ連結や補強のガセット、さらにはヒールガードまで、もはや工芸品のような形状と溶接痕だ。初期のモンスターのスイングアームは角パイプのみだが、1981年からスタビライザーを追加。アクスル軸の固定も強固だ
旧くからのファンにはモリワキマシンの代名詞とも語られる「モンスター」。独自のチューンで究極的なパワーを発揮するカワサキZエンジンをオリジナルのスチールorアルミフレームに搭載したレーシングマシンだ。ここでは1981年鈴鹿8耐の予選で後の世界王者・W.ガードナーが驚異的なラップタイムを叩き出したゼッケン14号車を紹介する。 目次 1 常識を塗り替えた最強の空冷Z2 アルミパイプとプレートが織りなす究 […]