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フォーサイト最大の特徴が、外周を取り巻くT字型のフィン。その目的はサイレンサーの冷却だが、考案者の森脇護氏は「他がアルミ円筒型のマフラーばかりの中で、唯一無二のカッコいいマフラーを作りたかった」とも語る。独特な形状はアルミ材の押出成形によって作られるが、T字型フィンの縦リブは成形後の追加工が難しいため、重量増を抑えつつ強度も保てるギリギリの肉厚が追求されており、量産化にこぎつけたのは大手アルミニウムメーカーの協力が大きかったという。