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【11/31】【マン島TT 出張便り】世界に先駆けてバイクを進化させてきたイギリスの歴史がずらりと並ぶ博物館を見よ!

サンビームサイクルズ(Sunbeam Cycles)もバーミンガムを拠点としていたメーカーで、1920年台にはマン島TTで活躍して頭角を現した。その後の1937年、AMC(アソシエイテッド・モーターサイクルズ)に買収され、さらに1943年にはBSAに買収される。それ以降はBSAのスクーターブランドとして名を残していたが、それも1965年に消滅してしまう。第二次世界大戦後、サンビームは鹵獲したBMW R75をベースとしたバイクを生産していたが、このS7(1946年)はBSA初期(1932年頃)のプロトタイプ『ライン・アヘッド・ツイン』を改良した、クランク縦置き500cc直列2気筒エンジンを搭載している。