“打倒2スト”という目標を掲げて華々しいデビューを飾ったものの、革新的な機構を盛り込みすぎたため、世界GPでは苦戦が続いたNR500。1982年以降は2ストV型3気筒のNS500に、主役の座を明け渡すこととなった。
型式としてはV型4気筒だが、内燃機関の歴史で唯一となる楕円ピストンを採用したNRのエンジンは、実質的にはV型8気筒に相当。その原点は、1979~1982年の世界GPを戦った500ccレーサーと、1980年代後半のルマン24時間耐久やオーストラリア・スワンシリーズに参戦した750ccレーサーだが、1992年から市販が始まったストリート仕様は、“ダイナミック&エレガンス”というコンセプトを掲げ、高級車 […]

![|ホンダNR[名車バイクレビュー] 時代を切り拓いた革新のエポックマシン【楕円ピストン&500万円超】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2020/04/honda-nr-01.jpg?v=1586577795)

































