サイレンサー内部の隔壁も当時の設計図どおり。経年劣化した純正マフラーと比較すると明らかに静粛で、その一方でエンジン回転数7000rpmオーバーでは勇ましく吠えるという。純正新品マフラーが入手できる貴重な機会だが「装着して当時の新車の雰囲気を体感して欲しいですね」と関口さん。
バイクや自動車の純正マフラーや金属、樹脂部品の製造を行う独立系部品メーカーである三恵技研工業では、1970年代に発売されて今なお絶版車市場で高い人気を誇るホンダCB400FOUR用マフラーを数量限定で販売する。純正パーツ製造メーカーが当時の図面や製法で忠実に再現した復刻マフラーは、リプロダクトパーツでありながら令和の純正部品としても大いに注目を集めている。この製品が誕生した経緯と昭和と令和のモノ作 […]