
GPX JAPANは、近未来的なカフェレーサースタイルで人気を呼んだジェントルマンレーサー200(Gentleman RACER 200)の後継機として、ブランニューモデル「GTM250R」を発表した。12月上旬にSNSで姿を公開していたものだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:GPX JAPAN
250ccの空冷単気筒エンジンは20.4psを発揮
レトロモダンなロケットカウルを装備し、初登場時には39万6000円という価格(のちに42万9000円に)だったネオクラシックモデル「ジェントルマンレーサー200(Gentleman RACER 200)」の正統後継モデルが登場した。
その名も「GTM250R」は、空冷単気筒エンジンを新たに197→250ccとし、車体スペックにもかなりの変更を受けているようだ。価格は未発表だが、詳細なスペックが明らかになったのでお伝えしたい。
まずエンジンは、197ccからFI搭載の250ccフルサイズに積み替えられ、出力は20.4ps/8500rpmと発表された。そして意外にも変更が多かったのは車体スペックで、全長/全幅/全高だけでなくホイールベースも短縮。車重は160kgから148kgに軽量化されている。
パッと見は車体に大きな変更はないようにも見えたが、スペックを読む限りでは車体まわりもアップデートされている模様。新旧を写真で見比べる限りではフロントブレーキのラジアルマウントキャリパーも新作になっているようで、ブレーキホースの取り回しも異なっている。ABSの追加もトピックだろう。このほか、燃料タンクパッドがメッキ仕上げになっていたり、タイヤがややブロックの強調されたパターンになっていたりと細かい違いもある。
価格は未発表ながら、2024年1月中旬より予約受付を開始する。なお、本車両は「日本限定車」として日本でのみ販売されるという。
GPX GTM250R
主要諸元■全長19958 全幅770 全高1120 軸距1375 最低地上高─ シート高800(各mm) 車重148kg■空冷4ストローク単気筒 250cc 20.4ps/8500rpm 1.93kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:未発表 ●色:赤、灰、黄 ●2024年1月中旬から先行予約開始予定(日本国内のみ販売)
GPX GTM250R
GPX GTM250R
GPX GTM250R
参考【GPX Gentleman RACER 200】主要諸元■全長2020 全幅790 全高1160 軸距1400 最低地上高200 シート高800(各mm) 車重160kg■空冷4ストローク単気筒 197cc 出力未発表■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:42万9000円(販売終了) ●色:赤、黒
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
電子制御CVTがもたらすワンランク上の加速性能 ヤマハ軽二輪スクーターのNMAX155は、ʼ25年型で大幅進化。パワーユニットの熟成、リヤのストローク5mm延長を含む前後サスペンションのセッティング最[…]
幅広いライダーを満足させる扱いやすさと優れた旋回性 日本では2025年4月に発売となった’25年型のヤマハYZF-R25は、デザイン刷新と機能充実化を中心とした変更を受けています。 外観上の大きな特徴[…]
共通の仕様変更はわずかだがその効果は想像以上だった 2017年4月に発売され、翌2018年から軽二輪クラスのベストセラー街道をばく進中なのが、ホンダのレブル250だ。今年は一部の仕様変更とともに、待望[…]
深いグリーンにヤマハ1980年代イメージのストライプ入り ヤマハはインドで、日本でいう軽二輪クラス(126~250cc)にあたるネオクラシックネイキッド「XSR155」を同地域に初めて導入すると発表し[…]
最新の関連記事(GPX)
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
人気記事ランキング(全体)
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
[A] 前後左右のピッチングの動きを最小限に抑えられるからです たしかに最新のスーパースポーツは、エンジン下から斜め横へサイレンサーが顔を出すスタイルが主流になっていますよネ。 20年ほど前はシートカ[…]
主流のワンウェイタイプ作業失敗時の課題 結束バンドには、繰り返し使える「リピートタイ」も存在するが、市場では一度締め込むと外すことができない「ワンウェイ(使い捨て)」タイプが主流だ。ワンウェイタイプは[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
400で初のV4でもホンダ・ファンは躊躇なく殺到! 1982年12月にリリースされたVF400Fは、このクラスでは12,500rpmの未経験な超高回転域と0-400mを13.1secという俊足ぶりもさ[…]
最新の投稿記事(全体)
Bluetooth通信で音楽やアプリの音声が聴ける 「B+COM SB6XR」が活躍する場面は、仲間と走る時だけとは限らない。スマートフォンBluetoothの接続しておけば、スマートフォンに入ってい[…]
スクリーンの透明感を取り戻す「ゼロリバイブ」 フルカウルのスポーツバイクやロングツーリング向きのアドベンチャーバイクなどに装着されているスクリーン。長く乗っていると、風雨にさらされて汚れたり、バイクカ[…]
一緒に走る仲間と会話ができる 複数人で走っていても、基本的に1人で運転するバイクは、一緒に走る仲間との意思疎通がしにくい。たとえば、「次の休憩ポイントは○○の道の駅」なんてことは走り出す前に相談してお[…]
小野瀬みらいちゃんとマスツーリング! 最近、調べものをしたり気になったお店や場所があると、地図を見てバイクでここ行きたいな! このルートかぁ! と見ることが増えました。 クルマの方が楽な時もあるけど、[…]
車内エンタメを最新化する注目製品をチェック GetPairrは、「誰でも簡単に車内エンタメを自由に楽しめる環境をつくる」ことを理念に製品開発を行っており、ポータブルディスプレイオーディオ、CarPla[…]
- 1
- 2





































