ピアッジオグループジャパンは、ディズニー創立100周年にあたり、同じく歴史あるスクーターブランド・ベスパのスクーターにスペシャルエディションを設定。日本でも発売が決定し、このたび受注が開始された。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:VESPA
限定モデル Disney Mickey Mouse Edition by Vespa
誰もが思い描けるミッキーマウスのフォルムと、同じく多くのファンがそのカタチを想像できるベスパが歴史的なコラボレーションモデルを製作した。自由と楽しさを大切にするベスパと、物語と幻想というディズニーの価値観を共有することで、完璧なコラボレーションが実現した。
日本への導入も決定し、価格は125が59万9500円、150が62万7000円。2023年9月1日より全国のベスパ正規販売店にて受注開始している。ファンにはたまらない1台になりそうだ。
すでにベスパのスクーターはディズニーとピクサーによるアニメーション『あの夏のルカ』に出演しており、コラボレーションの下地は出来ていたと言えるが、ディズニー創立100周年を迎えた2023年に、改めて特別プロジェクトによるコラボレーションモデル「ディズニー・ミッキーマウス・エディション by ベスパ」が誕生した。
ベースモデルはプリマベーラ(125cc/150cc)で、ミッキーマウスに使用されるブラック、レッド、ホワイト、そしてイエローの4色で個性を演出。イエローのホイールはミッキーマウスの靴を連想させ、ブラックのミラーは特徴的な丸い耳を彷彿とさせる。さらに、車体の両サイドとフロント部分にはミッキーマウスのシルエットを描いたグラフィックが施され、シートとフロントシェルにはミッキーマウスのサインがあしらわれている。
ピアッジオグループのグローバル戦略・製品・マーケティング・イノベーション最高責任者であるミケーレ・コラニーノは、このコラボレーションについて次のようにコメントを発表:
「夢は、このような複雑な時代であっても、私たちに楽観的な未来への展望を与えてくれます。ベスパのような時代を超越したアイコンは、ディズニーの生誕100 周年という特別な機会に、ミッキーマウスのような同じく時代を超越したアイコンを、創造性、想像力、陽気さ、そして楽しさ、つまりベスパを常に支えてきたその価値観への賛辞を込めて、祝わずにはいられません。ベスパとディズニーのこのコラボレーションは、『誰もが想像したことを自由に表現できる 』という共通の夢を持つ2 つの歴史的企業の祭典を象徴しています。」
ディズニー コンシューマープロダクツ・ゲーム&パブリッシングEMEA 上席副社長であるクレア・テリー氏は「ミッキーマウスと同様、ベスパは楽しさと冒険心を呼び起こす文化的アイコンであり、両者が一体となって素晴らしいコンビネーションが実現し、私たちの時代を超越した物語を展開してくれます。100 周年という記念すべき年に、アイコン的なスクーターの特別モデルをファンの皆様にお届けできること、そしてミッキーの魅力と個性のすべてを、皆様と共にロードトリップに連れ出せることを大変嬉しく思います。」とコメントを発表している。
Disney Mickey Mouse Edition by Vespa
車名 | PRIMAVERA DISNEY MICKEY MOUSE EDITION BY VESPA 125 | PRIMAVERA DISNEY MICKEY MOUSE EDITION BY VESPA 150 |
全長×全幅×全高 | 1852×680×──mm | ← |
軸距 | 1334mm | ← |
シート高 | 790mm | ← |
車重 | 未発表 | ← |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC3バルブ | ← |
総排気量 | 124cc | 155cc |
最高出力 | 11ps/8000rpm | 12.5ps/7750rpm |
最大トルク | 1.04kg-m/6750rpm | 1.26kg-m/6750rpm |
変速機 | 自動無段階変速(CVT) | ← |
燃料タンク容量 | 7L | ← |
タイヤサイズ前 | 110/70-12 | ← |
タイヤサイズ後 | 120/70-12 | ← |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク(ABS) | ← |
ブレーキ後 | 機械式ドラム | ← |
価格 | 59万9500円 | 62万7000円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
艶消しグレーをベースにメッキパーツとエンブレム、専用ロゴを配置 かつてホンダの空冷DOHCレーサーが“ミッキーマウスエンジン”と呼ばれた縁なのか(たぶん違うけど)、ディズニーとホンダのコラボレーション[…]
あなたの心のヒーローはどっち? タイホンダお得意の限定コラボモデルが登場だ! 今回発表されたのは、ディズニー100周年を祝うマーベルとのコラボモデルで、アドベンチャースクーター「ADV160」をベース[…]
「最近の1番の趣味」サウナをアウトドアで体験 バイク好きの間でも人気がある『ゆるキャン△』の実写版で各務原なでしこ役を演じる大原優乃さんが、山梨県南アルプス市の公式インスタグラム(@minamialp[…]
『チェンソーマン』のマスコット的存在「ポチタ」 『チェンソーマン』は、藤本タツキさんが手掛ける漫画作品で、2019年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)、現在は『少年ジャンプ+』で連載されています。 2[…]
モンキー125は空を超えるのか? ラララ~♪ タイのカブハウスは、これまでもモンキーのスペシャルコラボレーション限定仕様をリリースしてきた。2019年のドラゴンボール仕様にはじまり、ガンダム仕様、ホッ[…]
最新の関連記事(ベスパ)
プラットフォームを同一とする姉妹シリーズ 「プリマベーラ」と「スプリント」はスチールモノコックボディにパワフルで低燃費のi-getエンジンを搭載し、ホイールベースや車重、エンジンの最高出力などは同一ス[…]
乗りやすさそのままに爽やかなブルーとビビッドなイエローが追加 ベスパLXは、2005年のベスパブランド誕生60周年を記念して生まれたモデル。エレガントでクラシカルな外観とコンパクトで使い勝手のいい車体[…]
今回オイル交換で使用したスーパーゾイルシリーズ ベスパ200ラリーのギヤオイル交換作業開始[…]
2サイクル用エンジンオイルはガソリンと混ざりやすい性能も必要 2サイクルエンジンを搭載したベスパは、“混合ガソリン”仕様として知られている。バイクブームだった1980年代には、数多くのベスパが街中に溢[…]
日本への導入は今年も僅少? イタリアに本拠を置くピアッジオグループは、卯年の2023年に1000台限定で生産され日本に7台が導入された「ベスパ946 10°アニベルサリオ」に続き、辰年の2024年にち[…]
最新の関連記事(新型スクーター)
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
新色×2に加え、継続色も一部変更 ホンダは、水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載するアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター「ADV160」に、スポーティ感のある「ミレニアムレッド」と上質感のある[…]
装備の充実で価格は8万9100万円上昇 フォルツァが約2年ぶりに変更を受け、2025年モデルとして発売される。2022年末に登場したモデルは、新型と同じヘッドライトデザインやメーターパネルの変更のほか[…]
「みんなが使えるクラス最軽量級モビリティ」PEV600 今回PEV600をご紹介する前に、先代モデル”GEV600”のご説明をさせていただきます。 GEV600は2020年秋に第一種原動機付自転車とし[…]
1位:【2024年5月版】125ccスクーターおすすめ11選! 125ccスクーターに関する魅力とおすすめモデルを伝えた、5月の記事が1位。原付二種(51~125cc)クラスのスクーターは、手軽なサイ[…]
人気記事ランキング(全体)
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
第1位:JW-145 タッチパネル対応 蓄熱インナーグローブ [おたふく手袋] 2024年11月現在、インナーウェアの売れ筋1位に輝いたのは、おたふく手袋が販売する「JW-145 蓄熱インナーグローブ[…]
新色×2に加え、継続色も一部変更 ホンダは、水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載するアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター「ADV160」に、スポーティ感のある「ミレニアムレッド」と上質感のある[…]
寒い時期のツーリング 冬はライダーにとって、本当に過酷な季節です。急激に気温が下がったりしてきましたが、オートバイに乗られているみなさんは、どういった寒さ対策をしていますか。 とにかく着込む、重ね着す[…]
最新の投稿記事(全体)
今シーズンに続き富樫虎太郎選手を起用、新加入は木村隆之介 元MotoGPライダーの中野真矢さんが率いるレーシングチーム「56RACING(56レーシング)」が、2025年のレース活動概要を発表した。 […]
全日本ST1000とASB1000の両カテゴリーを制す! 開幕2連勝を飾り、常にポイントリードし最終戦を待たずにチャンピオンを決めた全日本ST1000クラスに比べ、ARRC ASB1000クラスは、ポ[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
ヤマハの最先端技術の結晶、それがYZF-R1だ 今からちょうど10年前の2014年11月。イタリアはミラノで開催されたEICMAにおいて、7代目となるヤマハのフラッグシップ“YZF-R1”が華々しくデ[…]
場所によっては恒例行事なバイクの冬眠(長期保管) 「バイクの冬眠」…雪が多い地域の皆様にとっては、冬から春にかけて毎年恒例の行事かもしれませんね。また、雪国じゃなかったとしても、諸事情により長期間バイ[…]
- 1
- 2