
ニューモデルの歴史をひも解きに書庫へ向かうと、必ずその編集者は相当の時間をロストすることになる。1972年創刊のヤングマシンの歴史はそれなりに古く、バックナンバーのめくるめく懐かしい情景のすべてに完全に取り込まれてしまうからだ。ここでは、そうやって出会った往年の記事を、時折、復刻という形で紹介したい。今回は1973年9月号に掲載されたチャレンジツーリング「カワサキZ2・木曽御岳に挑む」。現代とはちょっと違うバイクと人との関係性、当時の交通環境や生活環境など、時代を感じさせる昭和な雰囲気を是非味わってみてほしい。
●文:ヤングマシン編集部
同行したのはGT380
“Z2で標高3000mの高山に挑め”という狂気の命令がでた
早朝6時。かねて用意していた旅じたく(といっても振分けバッグひとつ)をZ2に託す。このバイクを「Z750RS」と呼ぶ人はほとんどおらず、誰もが「ゼットツウ」と呼ぶ。そしてそれがいかにもこのマシンに似合う。
モーターが4つのピストンを動かすノイズが力強い。午前5時〜6時頃といえば、気温も一日のうちでもっとも低く、エンジンも冷えているが、いとも簡単に始動する。いつもは近所にはばかって、W1を100mほど押し出してから始動するのだが、Z2は横浜の市街をスロットルを開けて駆け抜けても音に関してはまったく気兼ねをせずにすむ。これもマルチの強みだろう。
いつもは1時間以上を要する東名高速・海老名サービスエリアまで今日はわずか30分、6時半に着いてしまった。ここで現役大学生のYMサポーターである高林君と7時に会う約束だが、走り好きな彼も私とあい前後してやってきた。彼の馬はシルバーメタのスズキGT380。彼はZ2を見るなり、ツツーッとヨダレをたらし、今にも“乗せて乗せて乗せて”といい出す気配だったが、そこは多摩川の汚染された水でうぶ湯をつかった江戸っ子。ジッとこらえている風であった。
Z2は1月に明石のカワサキ本社で行われた試乗会の時以来だ。テスト車はエンジンNo.がZ2E00040、フレームNo.はZ2F00017と、非常に若い製造番号をつけている。
2人は前後して東名のスピードの世界に滑り込んだ。ここは外界とは断絶した異常な空間だ。路辺の茶店の前に車を止めて氷アズキを食べている、なんて人は全然いない。せいぜい高林君が耐えきれずに、一度GT380の陰で立小便をしたくらいなもので、もちろん私はそのようなアンチ・モラルな行動はとらない。とにかく誰も彼もが何の用があるのか、100km/hという法定速度などは知らぬ存ぜぬで、大気を切りさいて突き進んでいる。われわれは車両テストも兼ねているため80km/hという速度規制に終始従ったのである。まあ、このへんの事実関係については多少疑問の余地もあるが……。
幸い天気もよく、2人の人間関係もとくに問題なく、ガソリンと食糧を補給しながら南下を続けた。愛を失った者は北へ向かい、冒険を求める者は南を目指す。などといっているうちに2台は名古屋を過ぎ、春日井インターに着いた。時に12時35分。トリップメーターは400kmちょうどを刻んでいる。
東京から340km、春日井インターチェンジで東名高速を下りる。通行料金は1台2300円(現在は通常料金5890円)。
さて、高速道路を降りた2人は、ここで南下をハタとやめ、19号線を木曽川沿いに北上しはじめた。前進すること45km、世間サマにちったあ知られた恵那峡に出た。ここでZ2とサンパチは横道にそれて初めて砂利道に入ったのだが、と思う間もなくライトバンの男が停止を命じ“われらは警察なるぞ、その方かくさず免許証を見せい”
そこで当方は“われらは業務上やむなくかかる林道に入り来し者、いかなる嫌疑にて停止を命ぜらるるや”と答えた。間もなく疑いもとけ2人の私服はわれわれに丁寧に道案内をしてくれ、別れを惜しんでライトバンと2台のビッグバイクは左右に走り去った。
19号に戻った2人は再び北上し、中津川市で右折して地方道に入った。ああ、これこそ木の国だ、これこそが木曽路だ、と2人は顔を合わせ、静かにあたりの空気を壊さぬようにスロットルを小さく開けた。間もなく石の道標が立ち“是より北、木曽路”とわれらを導いてくれる。曲がりくねった峠道。江戸と京を結ぶ中山道はここが中間だった。中山道には69の宿場があり、そのうちの11はここにある。あった、というべきかも知れないが、現にあるのである。向こうの木かげから大小を腰にさして背中をピンと立てた若侍が足早に近づいてきた、としても大しておかしくない。そんな、時の流れをこえた空気が漂っている。
木曽路は江戸と京を結ぶ中山道の中間。19号線をはずれた宿場の馬籠と妻籠は昔の面影を今も色濃く残している。
突然、夕立が来た。今日の宿は妻籠にとろうと考えていたから、私は濡れてもかまわぬはずであったが、高林君はヤングマシンの原稿料で作った新調のツナギが何より大事と大木の下にサンパチを止め、これも新調の高そうな雨ガッパを着た。そこで私もやむなく、大切な500円のラーメン屋用カッパを出して身につけた。
妻籠の宿は雨の中に黒くたたずみ2人は旅情を誘われた。1軒の旅館に入ると、意外にも満員。たいへん美しい……とか、とても若いとは言い難い女性客が大勢泊まっているのであった。しかし宿のおかみさんは手回し式の電話をかけて1軒の民宿に部屋をとってくれた。2人の落ちついた宿は、その名も下嵯峨屋。疲れはてた2人は、風呂に入り、山菜料理の夕食に舌ヅツミをうった。そして、夜ふけまで、今日1日の反省と明日の計画について語り合ったのであった(というのはウソ)。本日の走行496km。
峠を超越え、江戸と京都を結ぶ中山道の中間、妻籠(つまご)宿に着くと夕立がきた。今日はここに宿をとろう。
下嵯峨屋のおヨメさん
翌朝、7月7日。虫除けの網戸越しに空をうちながめると、昨夕来の雨は上がり、透明な空がひろがっている。今日は木曾おんたけにチャレンジするという特別任務が待っている。高林君の尻を3回蹴飛ばして起こし、あわてて出発の仕度をした。下嵯峨屋のおかあさんとおヨメさん、それに2人の赤ん坊の見送りをうけて2人はエンジンを始動した。Z2の底知れぬパワーを思わせる低い不気味なエキゾーストノートに、おかあさんもおヨメさんも驚いてあとずさりした。
翌朝早く前夜泊まった民宿・下嵯峨屋を発つ。宿の人々が見送ってくれた。
おヨメさんがいう。
「御岳に行かれるんでしたら、途中の営林署に私の実家の父がいます。寄り道してみんな元気でやっているって伝えて下さい」
2人は大きくうなずき、スロットルを開けた。牧尾ダムにせき止められた御岳湖の湖畔を抜けると、眼前に標高3063mの巨峰“御岳”がそびえ立つ。
木曽御岳は標高2063mの高峰。これからZ2とサンパチで挑戦する。
北アルプス南端に位置する信仰の山、そして典型的なコニーデ式ボルケーノ。2台のロードスターは御岳スカイラインのゆるやかなワインディングロードをかけ抜け、たちまち未舗装路に突入した。重量2百数十kgのグランドツアラーZ2と、スピーディなスーパースポーツGT380にとって至るところに鋭利な角をむき出しにした砕石、道路は地獄だ。しかし、2台は砕石と格闘を続け、標高は上がっていく。
悪路と土ボコリのまえに疲労が重なる。
2台のロードスターにとってごろごろした砕石がむき出しの山岳道路は難敵だった。
タイヤのバーストが心配だった。それに、ライダーもマシンも白くそまる土ボコリ。Z2もGTも今やオーバーヒート気味になり、うめき声をあげている。速度はますます落ちた。気がつくと、前を走るGT380のマフラーが2本とも上下にグラグラとゆれている。今にも抜け落ちんばかり。みれば、マフラーをフレームに固定しているリヤステップが紛失してしまっている。コレ以上進めば、エンジンは呼吸を止め、車体は破損し、タイヤはバーストする、と2人は考えた。
休みない振動に耐えきれずGT380のリヤステップが落ちてしまった。このまま走ればマフラーが外れてしまう。
彼は疲れた。Z2のステップに腰をおろしウトウトしている。あたりはセミの声のほかは何も聞こえない。
標高2千数百mの山中で、2人は敗北を認めた。GT380のマフラーはチェーンアジャスターボルトを引き抜いて急場しのぎに代用して固定した。そして2人は同じ道を下った。2人は御岳にチャレンジした。しかし果たせなかった。2人のウデが未熟だったのか、こんなところへ場違いなマシンで乗り込んだのが非常識だったのか。太目と細目の青年は、そのどちらをも認め、恥じ入りながら北の方角へ走り去った。下嵯峨屋のおヨメさんとの約束さえ果たせなかったことを、2人はずっと考えていた。
うめくZ2とサンパチ
敗北感にうちのめされていた2人はただ黙って街々を抜けていった。御岳山を下って北上した2台は塩尻に出たため、ここで右折、諏訪湖の方向へと向かうことになった。いま、Z2は高林君が乗っている。後ろからみていると、Z2の安定感は比類ない。アンバランスなものがバランスをとる時、それはシリキット王女の背中のように美しい。
諏訪市内で休むZ2とサンパチ
諏訪でわれわれは左に折れ、霧ヶ峰に向かった。一度下がった高度がまた上がり始める。しかし、今日はZ2もサンパチも冴えない。昨日東名でみせてくれたあの冴えはみられず、急登坂になると苦しげなうめきを上げる。2台にとって場違いな御岳山で炎天下、いじめすぎたのだ。気温が急激に下がりはじめた霧ヶ峰の中腹に高林君が民宿の看板を見つけ“あそこに泊まろう”というハンドサインを送ってくる。林の中の砂利道を下っていくとポツンと一軒の家があった。ハイキングスタイルの男女が手足を洗ったりしている。今日はここに泊めてもらおう。
縁側にある部屋に案内され、縁先にZ2とサンパチを並べて旅装をといた。夕闇とともに蚊の猛攻にあい、ボリボリ、ガリガリとからだ中をひっかきながら、夜はふけていった。本日の走行220km。
2日目の宿は蓼科山中腹の山間にポツンと立っていた民宿。夕方からヤブ蚊の猛攻にあった。
スモッグの中の2つの点
7月8日、都会のスモッグなどとは無縁の大気を通して、まぶしい陽光が私を目覚めさせた。私は驚いた。高林君がすでに起床しており、布団をこの上なく丁寧に畳んでいるのだ。そういえば昨夜、彼は自分の持物をひとつひとつあらため、下着なども見事に几帳面に整理していた。もともと生まれのよい私をも上回るこの育ちのよさ。彼を育てた母親はただ者ではあるまい。それにひき比べて編集部のあの3名はどうだ。血というものはおそろしい。
昨日はZ2とサンパチをバテさせてしまい、2人とも恥じ入っていた。そこで出発前に各部を点検し、新鮮ないぶきを吹き込んでやった。8時40分、冷えた大地の中を2台は出発、今日も宿の主人と奥さんが送ってくれた。2台は息を吹き返し、すこぶる好調だ。山を下り、茅野で20号線に入り、東に向かう。甲府からはふたたび20号線を離れて富士五湖方面へ。そして精神湖、西湖、河口湖、山中湖を抜けて御殿場に下り、東名高速を一路家路へと急いだ。2人はいまや1本の線の上を移動する2つの点であり、その点が重いスモッグにつつまれた都会の底にたちまち吸いこまれていった。本日の走行310km。
ツーリングの途次、Z2はその威容で周囲を圧倒し、二輪に関心をもたぬ人々にも興味を抱かせた。それも騒音や排気煙に対するような、いわばマイナスの興味ではなく、静かで大きく力強いもの、グランドツアラーに対する、人々の好意的な関心であったと思う。
ツーリングルートはイラストにて紹介。当時のテスト走行メモには、走行距離1244km、東名高速燃費14.4km/ℓ、一般道燃費16.9km/ℓとある。一般道が空いていたとしても、東名では本当に法定速度を守ったのか疑わしい燃費記録だ。
こちらが記事の掲載号となる1973年9月号の表紙。当時のヤングマシンは時代の波に乗ってオサレ系だ。キャッチコピーは“クールヤングのBIKE&BIKE”。アハハ。
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