
大人気のレブルシリーズにキジマが提案するのがトランスコンチネンタルスタイル。大型フェアリングをメインに快適&積載強化パーツで長旅を快適化。第50回東京モーターサイクルショーでは、開発中のシートや新カラーリングを披露した。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:富樫秀明 ●外部リンク:キジマ
大型フェアリングと快適旅パーツで武装
キジマがレブルシリーズ、250/500/1100に展開している”トランスコンチネンタルスタイル”のパーツ群。レブルの扱いやすさやちょうどいいサイズ感といった長所に着目し、その強みをさらに伸ばして最強のロングツーリングマシンを作ろうというのがコンセプトだ。
今回紹介するレブル250には、『フェアリングキット』をメインに快適パーツや積載アイテムなど、長旅を支えるパーツを装着。またクッションを厚めにして、ポジション改変と快適性アップを狙う『フロントリーチシート』を開発中として発表した。
キジマ レブル250/500カスタム
【フェアリングキット】大型クルーザーのような迫力が手に入る大型FRP製フェアリングとスチール製ブラケットのキット。デモ車は塗装されているが、販売は黒ゲルコート仕上げ状態となる。 ●価格:4万9500円
【LEDフォグランプキット】夜間走行時の視界を広げるだけでなく、被視認性も向上するLEDフォグランプキット。色温度5000~6200kの白色タイプの発光色に加え、黄色タイプが登場。 ●価格:3万5200円
【ナノウインカータイプ3ブレットスタイル(F/R)】キジマのブレットスタイルのLEDウインカーに、超小型でキャップボルトのヘッドと同じくらいの大きさが登場。前後の取り付けステーは試作品となっている。 ●価格:1万5400円
【XLXスタイルバー スチール製】純正ハンドル比でグリップ位置が65mm手前移動できるスチール製ハンドル。開発中のフロントリーチシートと組み合わせるとさらにポジションがコンパクト化可能。 ●価格:9460円
【フロントリーチシート】純正シートよりもクッションに厚みを持たせることで快適性アップはもちろんだが、座面が高まることでハンドルとの距離が近く、ポジションがコンパクトになる。 ●価格:開発中
【エンジンガード】立ちゴケなどによる車体のダメージ軽減という機能はもちろんだが、デザイン的にも車体のボリューム感をアップさせられる。レブル500には取り付け不可。 ●価格:1万5950円
【スプラッシュガード】アルミの無骨なデザインでドレスアップ効果も高いスプラッシュガード。飛び石や泥はねによるエンジンへのダメージを軽減してくれる。レブル500には取り付け不可。 ●価格:1万2100円
【タンデムグリップ/バッグサポート】同社のK3タクティカルシートバッグやサイドバックが取り付けられるようになるステー類&グラブバー。バッグサポートは左側単体販売(8800円)もしている。 ●価格:各8150円/1万6500円(左右セット)
【LEDテールランプキット コア】横長の純正テールランプをクラシカルなラウンドタイプに変更するキット。写真はキジマ製ウインカーが取り付けられているが、純正ウインカーも移設可能となっている。 ●価格:1万6500円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(キジマ)
ヘルメット自体が鳴る! 後付けスピーカーがキジマ扱いに これまでヘルメットにスピーカーを仕込むときは、内装を外してうまく位置を合わせたり配線処理も行わなければならないなど、何かと大変だった。しかも、フ[…]
多彩なアダプターによる高い汎用性と車載できるコンパクトさが魅力 買い物用の原付スクーターでもサーキットを走行するレーサーでも、タイヤの空気圧管理は重要。空気圧は徐々に低下するため、気がついたら標準値よ[…]
使用目的に合わせて作られた、大小さまざまな容量別のシートバッグ〈PLOT〉 ハーレーダビッドソンX350『WITH HARLEY』号担当のミヤシは、キャンプツーリングが大好きだ。愛車のスポーツスターや[…]
長いガラス繊維をシート状に編み込むことで飛散を防ぐ ガラス繊維を重ね合わせたグラスウールは、吸音性が高いものの、経年変化で繊維が飛散すると消音性能が低下するため、定期的なウール交換が必要。また一般的な[…]
ユーザーのニーズを聞いてオリジナル商品を開発してきた 荒川区の花農家の次男に生まれたキジマ創業者の木嶋孝行は、エンジン付きの耕運機がスピーディに効率よく田畑を耕すのを見たときに、「自分のアイデアで素晴[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
オークションで購入したシート、2~3cmの裂けたようなキズが… 筆者が某大手オークションサイトで購入した、純正コブラシート。「これでイメージチェンジするぞ! 」と思っていたのだが、購入前に気になってい[…]
プラス11万6600円(工賃別)でカフェスタイルに変身! 2025年式のヤマハXSR900に対応する、フロントカウルおよびシートカウルがワイズギアより発売された。 フロントカウルは、車両本体のカラー[…]
XSR900GPとの組み合わせでよみがえる”フォーサイト” ベテラン、若手を問わずモリワキのブースで注目したのは、1980年代のモリワキを代表するマフラー、「FORESIGHT(フォーサイト)」の復活[…]
ホンダやヤマハなど国内車両メーカー用のパーツ、排気量問わずに原付からスーパースポーツ、さらにはレース関連をサポートするパーツを得意とするメーカー。今回X350用のパーツでハーレー市場に参入した。 ここ[…]
ガンマのエアクリーナーがない!? 今回の主役は、伝説的な2ストマシン「RG400ガンマ」。最大排気量クラスの2ストで、今ではもう絶対に作れないような“傑作”です。 キャブは大掃除して組み立て完了。エン[…]
人気記事ランキング(全体)
36年の“時間”を感じる仕上がり カウルが紫外線で退色し、くすんだトーンだが、じつは緑青を用いたペイント。擦れて色が剥げ落ちた箇所も塗装だ。車体右側のエンジンケースカバーやサイドカバー、マフラーには転[…]
フレーム/スタンドの別体構造と自在キャスター装備で自由に移動できる 向山鉄工のオリジナル製品である「ガレージREVO」は、バイクスタンドに自在キャスターを取り付けることで、スタンドアップしたバイクを前[…]
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。 FXに遅れること約1年、1980年6月に発売され[…]
最新の投稿記事(全体)
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
高まるペット移動ニーズに応える革新的モビリティ ガソリン価格の高騰と50ccクラス原付の製造終了という時代の転換期において、経済的かつ環境に優しい移動手段への需要が急速に高まっている。その一方で、近年[…]
多様なニーズに対応すべくラインナップは二本立てに 新型GX550は、「ザ・プレミアム・オフローダー」をコンセプトに開発されたレクサスのフルサイズSUV。 GA-FプラットフォームやV6ツインターボエン[…]
カワサキZ400FX:DOHC4発のスモールマークII ヨンフォア(ホンダCB400フォア)なき後、400ccクラスに4気筒モデルは不在だった。しかしそれは決して不要だったわけではなく、ユーザーは絶え[…]
- 1
- 2