原付二種クラスに多機種攻勢を仕掛けるホンダ。車種間でパーツを流用してはいるものの、それを感じさせないほど作り分けは見事だ。どこがどう違うのかしっかりチェックしよう! 本記事では、5台の車体とシートについて違いを比較する。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:真弓悟史 ●外部リンク:ホンダ
ホンダ ダックス125 シート/燃料タンク容量編
プレス成型した鋼板を溶接でつなぎ合わせたT字型バックボーンフレームを採用。メッキパーツを多用することで質感を高めている。ヘッドライト/ウインカー/テール&ブレーキランプはモンキーと同一だ。
ホンダ CT125 ハンターカブ シート/燃料タンク容量編
フレームはC125をベースにシートレールの延長や剛性の最適化を実施し、エンジンガードを追加。ホイールはこの中で唯一の36本ワイヤースポークだ。灯火類はヘッドライトからナンバー灯までLEDを採用する。
ホンダ モンキー125 シート/燃料タンク容量編
グロムのスチール製モノバックボーンフレームをツインショック化し、専用設計のシートレールとスイングアームを組み合わせる。1145mmというホイールベースは5車の中で最も短い。灯火類はオールLEDだ。
ホンダ スーパーカブC125 シート/燃料タンク容量編
レッグシールドからリヤフェンダーへとつながるエレガントなS字ラインが特徴的なC125。この中で唯一スマートキーを採用している。灯火類は初代C100をオマージュしたデザインとなっており、すべてLEDだ。
ホンダ グロム シート/燃料タンク容量編
フレームは現行の3代目でシートレールがボルトオンタイプに。ヘッドライトおよびテール&ブレーキランプはLEDで、前後ウィンカー(前はポジションランプも兼ねる)とナンバー灯はフィラメント球だ。
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