ウイングフット(東京都足立区)は、2022年7月よりイギリスの「スコマディ」の輸入販売を開始。2023年モデルは価格改定とともにカラーラインナップが変更された。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スコマディ
イタリアンスクーターを下敷きにした英国ブランドのスクーター
スペインのバイクメーカー「レオンアート」の輸入などで知られるウイングフット(東京都足立区)は、2022年7月よりイギリスの新ブランド「スコマディ(SCOMADI)」の輸入販売を開始している。
スコマディは、イギリスのランカシャー、プレストンに本拠を置く英国企業。スクーター業界で60年以上の経験を持つ「Scooter Innovation Ltd」のフランク・サンダーソン氏と「PM Tuning Ltd」のポール・メリチ氏のパートナーシップにより、過去のイタリアを代表するスクーターをベースにスコマディのブランドとスクーターシリーズを作り上げたものだ。
ラインナップは、チューニングスクーターを思わせるスタイリングのTECHNICA 125(テクニカ 125)と、クラシカルなTURISMO TECHNICA 125(ツーリスモテクニカ 125)の2機種。モダンクラシックをテーマとしたデザインは“過去のイタリアを代表するスクーター”をモチーフにしているというが、見た目からもわかるように、旧世代のランブレッタを下敷きにしている。
搭載するエンジンは125ccの空冷単気筒で、トランスミッションはVベルト無段変速。フレームはチューブラースペースタイプで、部分的にスチールを用いたボディには多くのカラーバリエーションが展開される。通常のテレスコピックとは異なるフロントサスペンション形式や、2系統を装備するUSB電源などのギミックにも注目だ。
初導入から半年で2023年モデルに切り替わるが、折からの円安を受けた価格改定とカラーラインナップのリニューアルのみで基本スペックは変更なし。
SCOMADI TURISMO TECHNICA 125 / TECHNICA 125[2023 model]
主要諸元■全長1810 全幅670 全高1130 最低地上高330 シート高769(各mm) 車重125kg(乾)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124.6cc 9.79ps/7300rpm 0.98kg-m/7200rpm 無段変速 燃料タンク容量11L■ブレーキF=φ220mmディスク+2ポットキャリパー R=φ220mmディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=110/70-12 R=120/70-12 ●価格:テクニカ125=53万2400円/ツーリスモテクニカ125=56万1000円(スペシャルカラー=57万2000円)
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