Freddie Spencer/1961年生まれ アメリカ出身 本格的なレース活動開始は’78年。’80、’81年にホンダでAMAに参戦し、’82年以降はホンダワークスからWGPにフル出場。ベルギーGPで初優勝を飾り、年間ランキングは3位。’83年はケニー・ロバーツと年間12戦のうち6勝を分け合う接戦の末、歴代最年少の21歳8か月でチャンピオンを獲得。’84年は4位、翌’85年には500&250クラスにWエントリーして両クラスでチャンピオンという快挙を達成。しかし’86年に右手首を故障して戦線離脱。その後も影響は残り、結局’88年に1度引退した。が、手術後の’89年にヤマハからWGPに参戦。’92年には鈴鹿8耐にRVFで出場して転倒しながらも4位入賞。だが、WGPでは結果が出せず、’93年を最後に引退した。
頂点を極め、ロードレース史にその名を刻みつけた男たち。荒れ狂う2スト500ccのモンスターマシンをねじ伏せ、意のままに操った彼らのスピリッツは、現役を退いて時を経た今もなお、当時の熱を帯びている。伝説の男たちが生の声で語る、あのライディングのすべて──。ヤングマシン’12年11月号掲載の「THE CHAMPION TECHNIQUE」より、WGP史上唯一の記録となる250cc&500cc同時2クラ […]


































