
ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。71問目は意外にハードルが高い?! オイルの点検に関するギモン。
●文:ヤングマシン編集部
A71:昔の常識だとセンタースタンドで見たが……。
オイル量は窓やディップスティックで適正な量かどうかを点検する。昔はセンタースタンドなどで車体を直立状態にしてから見るのが基本だったが、最近はサイドスタンドしかないモデルも多いから大変。
基本的にはまず3分程エンジンを動かし(温め)てから、バイクを直立させ点検する。「5分程オイルが落ちてくるのを待つ」など書いてあったり、サイドスタンドをかけた状態で確認するモデルもあるので、愛車の取扱説明書をまずはチェックしよう。ちなみにスティックタイプは、ねじ込まずに差し込んでチェックするケースが多い。
直立についてはメンテナンススタンドがあればいいが、自分でバイクを起こして誰かに見てもらうのが手っ取り早い。どうしても一人でやらなければならない場合は、スマホを固定し動画を撮って窓をチェックする方法もある。
いずれにせよ平坦な場所に停めてから見ることは鉄則だ。自宅の駐車場などでも、できれば毎回同じ場所でチェックするようにしたい。エンジンを温めるのを忘れていたり、微妙に停める場所(傾斜)が違ったりすると、「見るたびにオイル量が違う!」なんてことも。
エンジン停止後しばらくしてからオイル量を点検。必ず上限と下限の範囲に収まるように。直立点検かサイドスタンド点検か不明なら、直立状態で中間レベルにしておけばとりあえずは大丈夫だろう。 [写真タップで拡大]
※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
[連載] 30秒でわかる! バイクの疑問に関連する記事
人気記事ランキング(全体)
ホンダは、昨夏の発表でコロナ禍によるロックダウン、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因から製品・部品入荷や物流の遅延が継続・長期化しており、生産・海外からの入荷見通しが依然と[…]
CBR600RR:20周年で新型登場?! 発表は鈴鹿8耐か 初代CBR600RRの誕生は2003年。それまで600ccクラスのレースにスポーツツアラーのCBR600F4iで参戦していたホンダだが、他社[…]
5年連続ベストセラーに充実のパッケージで挑む〈エリミネーター VS レブル250〉 250クラスのクルーザーでは’17年の登場以来、5年連続でホンダのレブル250がベストセラー街道をバク進している。ま[…]
快適ワーク研究所を設立、シフトールはVRやメタバース領域で活躍 2023年2月、ワークマンは労働寿命の延伸を目指し、企業や大学とのコラボ製品を生み出す「快適ワーク研究所」を設立。5月から1万着がテスト[…]
GB350はマットパールグレアホワイト、GB350Sはプコブルーを追加! 2022年にクラストップの販売台数を記録し、供給が追い付かないことから受注が一時停止されていたホンダ「GB350」「GB350[…]
最新の記事
- トップガン マーヴェリックの愛機「GPZ900R」に密着! 劇中車を徹底紹介!!
- Kabuto「F-17」に新グラフィックモデル『フォルテ』&『トリック』が登場!
- 【新車バイク4台・モニターレポート】カワサキ・Z125プロ編:その2
- ケンツのRG500Γ最新カスタムが完成!!【本物のワークス外装をベースにした究極レプリカ】
- バイクで高速道路の路肩走行OKの国もある?! 日本では国交省が壁になっているが……〈多事走論〉from Nom
- 1
- 2