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[画像 No.6/30]’80s国産名車・スズキRG400Γ/500Γ完調メンテナンス【長期放置車両の再始動は要注意】

|’80s国産名車・スズキRG400Γ/500Γ完調メンテナンス【長期放置車両の再始動は要注意】
シリンダーのエキゾーストポート上部には、排気デバイスSAEC用の回転式バルブが備わっている。この周辺にカーボンが堆積すると、バルブの動きが悪くなるだけではなく、逆電流によってCDIユニットにダメージが発生することがあるそうだ。シリンダー下側の鋳鉄スリーブの出っ張り×4は、分解整備時に折れやすいので、DIY派は要注意。
今も絶大な人気を誇る’80年代の名車たち。個性の塊であるその走りを末長く楽しむには、何に注意しどんな整備を行えばよいのだろうか? その1台を知り尽くす専門家から奥義を授かる本連載、今回は、’80年代中盤に登場した2ストGP500レーサーレプリカ「スズキRG400/500Γ」について、メンテナンス上のポイントを明らかにする。 目次 1 長期放置した車両の再始動には要注意2 スズキRG40 […]