1970〜80年代にバイク乗りを惹きつける数多くの作品を発表し、今も多くの熱烈なファンが存在する小説家・片岡義男。その魅力を伝えるための書籍が、片岡ファンの雑誌編集者の手で刊行されることとなった。
●文:ヤングマシン編集部
クラウドファンディングを使って刊行
『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』など、1970年代後半から80年代にかけて多くの人気作品を発表し、いまも精力的に執筆活動を続ける作家が片岡義男だ。40代後半から50代のライダーの中には、バイクの世界へ足を踏み入れるキッカケが片岡作品だった…という方も多いのではないか。
そんな片岡義男作品の魅力を伝える本を作りたいというプロジェクトがこの春、クラウドファンディングでスタート。順調に多くの応援や支援を集め、このたび『片岡義男を旅する一冊』として発行される運びとなった。編集人は元モトナビ誌の創刊編集長であり、片岡ファンを自認する河西啓介氏が務めている。
内容は代表作の紹介に始まり、作品表紙などで使われた写真を掲載したグラビアページ、膨大な片岡作品のクロニクル、小説に登場する場所へのツーリングやドライブ紀行など、さまざまな切り口で片岡作品の魅力を伝えるもの。モデルとして小説のカバーなどに登場している三好礼子さんなど、ゆかりの深い方々も登場し、さらには片岡氏本人もエッセイを寄稿するなど、ファンにとっては待望の、まさに保存版といえる内容となっている。
この『片岡義男を旅する一冊』は9月26日より富士山マガジンサービスおよび代官山蔦屋書店など協力書店、店舗で販売がスタートする。内容や販売などについての問合せは株式会社SHIRO(TEL:03-5790-9035)まで。
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