格上にどこまで挑める?!

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

  • 2020/11/19
ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

●文:ヤングマシン編集部(宮田健一) ●写真:真弓悟史 ●取材協力: ナイトロンジャパン デジスパイス ブルーライトニングレーシング

最新鋭250cc直4スポーツ・カワサキ ニンジャZX-25Rの実力を検証するため、ライバル車を集めてサーキットタイム計測/0-1000m加速/ダイノマシンでのパワー測定/公道走行と、ヤングマシンメインテスター・丸山浩を調査隊長に様々な方向からの直接対決を実施した。その3番勝負はvsカワサキニンジャ400! 最新4気筒250ccが兄貴分の2気筒400ccを喰えるのか、それとも兄貴分の威厳を見せつけられる結果となるのか?

サーキットタイム測定:いい勝負になるも、結果的にはニンジャ400に及ばず

ニンジャZX-25Rの最後の相手は、同門ながら排気量もトルクも格上のニンジャ400。まずはサーキットタイムから見てみよう。

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

[写真タップで拡大]

2気筒が得意とするトルクの厚さは、400ccという排気量によってさらに分厚いものに。4気筒250ccのようにエンジンを回さなくても、自然と速さにつながってくれた。さらにニンジャ250譲りの車体でハンドリングにおいてはZX-25Rよりも軽快。ニンジャ400は250と同じくサーキット一番のキャラではないが、結果として格上クラスの面目を保ってみせた。

0-1000m加速:スタートでズドンとダッシュ。400ccならではのパワーで勝利

続いては舞台をJARI(日本自動車研究所)の多用途試験路に移し、加速性能で勝負。その結果は…。

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#4〈vs 兄貴分ニンジャ400〉

[写真タップで拡大]

排気量による差は、タイトな筑波サーキットでのテスト以上にハッキリ表れることとなった。ZX-25Rとの差は1秒以上。400m通過の時点ですでにそれに近い差がついていた。

ただ丸山/神永コンビによると、ZXはスタートでドーンと離されてしまうも後半部分では意外と粘ってみせたとか。「400ccならもうひとつ引き離したい」とは丸山の感想。

パワー測定:250ccとは別次元のパワーカーブを描いてみせる

最後はニンジャZX-25Rとニンジャ400のパワーを実測。それぞれどのようなパワーカーブを描くのか。

[写真タップで拡大]

結果はご覧の通り。ニンジャ400は同じ2気筒の250ccクラスよりも低回転型で、ピークパワー発生域は1万rpm。しかし、排気量ゆえにパワーの立ち上がり方は250とは段違い。たとえZX-25Rがエンジンを回そうとも、それを上回るパワーを低い回転から出してきてしまう。しかも、今回の車両は後輪値とカタログ値の差が3.7psと少ない”当たり”個体だったようだ。

400の面目躍如。そうそう簡単にはヤラせない

ZX-25R・3番勝負のトリを務めたのは、排気量がワンクラス上のニンジャ400。格上でも相手が2気筒ならZXがもしかして…、とまさかの夢を抱いてテストしてみたが…。さすがは400cc、排気量は正義。結果はニンジャ400の完封勝利に終わった。

丸山「もしZX-25Rが勝ってしまったら400の立場はどうなっちゃうんだろうと心配したけど、やっぱり400ccは速かった。それも当然。体感的にもパワーやトルクがまったく違った。グラフを見ても、パワーの立ち上がり方が250cc勢とはまったく別次元で下からモリモリ出ている。それでいて車重は兄弟車である2気筒のニンジャ250からわずか1kg増。タイヤも400はラジアルだ。サーキットでは軽さで車体を振り回せるうえにパワーが上回っているんだから、そりゃ負けるはずがない。まあ、ニンジャ250と比べるとエンジン回転マスの影響もあり、重さの違いは1kg以上に感じはしたけどね」

神永「0-1000mではスタートから一気に差がつきましたね」

丸山「ニンジャ400は2気筒といえど、ZX-25Rとの差は6ps近く。そりゃ引き離しちゃうよね。サーキットでもそうだったけど、誰でも楽に速さを出せるという点では今回の中で400が一番だ」

0-1000mはともかくサーキットでも速さを出せたのは、250ccクラスの軽量車体に400ccエンジンを積むという、ニンジャ400のコンセプトが見事にハマっていたのが決め手となったと見る。扱いやすくて速いニンジャ400は、ZX-25Rが登場しても兄貴分の威厳は譲らなかったというわけだ。

ニンジャZX-25R vsライバル実測3番勝負、次回はここまで行ったテスト結果の総括をお届けする。


※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事

カワサキ ZX-25Rの価格情報 新車・中古バイク検索サイト ウェビック バイク選び

カワサキ ZX-25R

カワサキ ZX-25R

※ 価格は全国平均値(税込)です。

新車 27 価格種別 中古車 0

本体

87.93万円

価格帯 82.5~91.3万円

本体価格

本体

―万円

価格帯 ―万円

諸費用

4.08万円

価格帯 ―万円

諸費用

諸費用

―万円

価格帯 ―万円

乗り出し価格

92.01万円

価格帯 82.5~98.28万円

乗り出し価格

乗り出し価格

―万円

価格帯 ―万円

Webike バイク選びで 新車・中古車を探す