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[画像 No.3/5]諸先輩の言葉に宿るホンダフィロソフィー【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:最終回】

ホンダ高山正之のバイク一筋46年|諸先輩の言葉に宿るホンダフィロソフィー【ホンダ高山正之のバイク一筋46年:最終回】
愛車のスーパーカブ110に乗って高山氏の旅は続く。高山氏60歳の定年は、2015年に朝霞の2輪R&Dセンター(現ものづくりセンター)で迎えた。ホンダでは製作所と研究所はユニフォームが貸与されるので、「最初の狭山工場と同じ白いユニフォーム姿で終えられたのは、幸せなことだった」と高山氏は振り返る。そして明日7月4日、ホンダを勇退する。
ホンダ広報部の高山正之氏が、明日’20年7月4日に65歳の誕生日を迎え、勇退する。二輪誌編集者から”ホンダ二輪の生き字引”と頼りにされる高山氏は、46年に渡る在社期間を通していかに顧客やメディアと向き合ってきたのか。これを高山氏の直筆で紐解いてゆく。そして、いち社員である高山氏の取り組みから見えてきたのは、ホンダというメーカーの姿でもあった。 連載最終回は、高山氏にとっての” […]