プロと一般目線で徹底比較

日英アドベンチャーテスト【トライアンフ タイガーvsアフリカツイン】前編

’20年型で排気量拡大を伴うモデルチェンジを果たした、英国のトライアンフ タイガー900RALLY PROと日本のホンダ CRF1100Lアフリカツイン。多彩なツーリング環境を走りつないで比較テストした。バージョンアップによって獲得した、それぞれの魅力とは? プロ目線で本誌テスターの丸山浩が、一般目線でフリーライターの田宮徹がレポートする。

(左)【丸山浩】長年にわたり本誌メインテスターを担当。全日本などで活躍してきたレーサーとしても知られているが、じつは二輪旅の経験も豊富。(右)【田宮徹】二輪誌を中心に執筆活動を続けるフリーライター。サーキット走行からモトクロスコースのファンライドまでオールジャンルでたしなむ。

(左)【TRIUMPH TIGER 900 RALLY PRO】先代タイガー800シリーズから、’20年型でフルモデルチェンジを受けて新登場。スチールパイプで構成されたフレームは一新され、軽量化にも貢献。水冷並列3気筒エンジンは、排気量の拡大に加えて爆発間隔も変更。●色:白 黒 緑 ●価格:186万円 (右)【HONDA CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS ES】 ’16年型で登場したCRF1000Lアフリカツインが、’20年型でCRF1100Lに大刷新。水冷並列2気筒エンジンはストロークアップで排気量が84cc増され、車体はフレームまで見直して軽量化。6軸IMUを搭載しつつ電子制御も強化された。●色:白 黒 ●価格:205万7000円

【タイガー900 ラリープロ】腰高感があり、両足のつま先が接地する程度。アフリカツインと比べると、ステップ位置はやや腰に近く、ハンドル位置は高くてやや遠い。オフロード走行で踏ん張りが効くイメージだ。ちなみにハイシートにすると、両足親指のみで支える感じとなる。[身長168cm/体重61kg]

【CRF1100L アフリカツイン AS ES DCT】シートに対するステップ位置はやや前寄りで、ハンドル位置は意外と近め。背筋が伸びた状態で、リラックスして乗れる。通常は両足の母指球までが接地する程度だが、ローシートポジションにすると、足の裏がほぼすべて着くほど低くなる。

フラットな特性を獲得したトラの新たな3気筒【丸山目線】

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