ノーマルエンジンで発揮した、信じられない速さ

【映像×2】CBR1000RR-R FIREBLADE SP『国内最速フルテスト』切れたホンダの恐ろしさをチョイ出し速報!

  • 2020/2/21
ホンダ CBR1000RR-R

最高速度テスト、0-1000m加速、サーキットタイムアタック、そして後輪出力測定。国内仕様が正式発表される前に、出来るだけのことをやり尽くす。それがヤングマシンなのだ。締め切りまで一週間を切ったある日、CBR1000RR-Rレースベース車が我々の前に姿を現した――。

●写真:長谷川徹 ●車両協力:TOHO Racing ●取材協力:EGUKEN Garage
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その記録はニンジャH2Rに次ぐ……H2ではない、H2Rだ!

かつて“サンマル”や“ハチハチ”が漂わせていた、あの“やりすぎ”感……。最新のファイアーブレード「RR-R(アールアールアール)」が纏うのは、過激すぎるキレっぷりでライバルを圧倒した、1980年代の伝説的ホンダに通じる、あの空気だ。

見るほど、乗るほどにその本気っぷりに震え、感動する。待ちわびた“ガチなホンダ”が最高のカタチで戻ってきたと言っていい。RR-Rは、これから始まるホンダ快進撃の夜明けとなる!

――我々取材班がテストのために集合したのは、まさしく夜明け前のJARIこと日本自動車研究所の高速周回路だった。気温は氷点下。タイヤはグリップするのか……? これでは公平な記録が出ないのでは……?

そんな憂いを吹き飛ばすかのように、217.6psが炸裂した。確かにスタート直後のタイヤの食いつきは悪い。しかしそれでも、0-1000m加速ではカワサキの310psを誇るスーパーチャージドモンスターのニンジャH2Rの記録に、あと0.148秒まで迫るという、とてつもないタイムを記録した。

ホンダ CBR1000RR-R

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本誌発売前なので具体的な数値は公表を控えるが、0-1000mだけではない、記録づくめのテスト結果となった。その強烈さを表現するなら……あと2回の変速を残している、この意味がわかるな? ……といったところだ。

テスターを務めた丸山浩さんによるファーストコンタクト映像も公開されているので御覧いただきたい。

ちなみに、レースベース車は欧州仕様に準拠したもので、300km/hリミッターも灯火類も付いたまったくのスタンダード状態。別梱のレーシングECUなども取り付けていない。間もなく発表が見込まれる日本仕様も、マフラーなども含めほぼ同仕様となるはずだ。

夜明け前からテストの準備は行われた

ホンダ CBR1000RR-R テスト

編集部を出発したのは午前2時、現場に到着したのは4時前だ。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR1000RR-R テスト

テスト車両のCBR1000RR-R FIREBLADE SP[レースベース車]をお貸出しいただいたのはTOHO Racing。パワー測定とエンジン慣らしを担当してくれたのはEGUKEN Garageだ。この場を借りて感謝を申し上げたい。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR1000RR-R テスト

当初は日本に35台限定でしかリリースされていないレースベース車。高揚するなというほうが無理である。 [写真タップで拡大]

BMW S1000RR テスト

ライバル車として持ち込んだのは、直4勢で最強のエンジンと呼び声も高いBMW・S1000RRだ。マフラーからの水蒸気で氷点下の気温が想像できるかと思う。 [写真タップで拡大]

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)