MotoGP ’20シーズン開幕直前

’19 MotoGPを振り返る〈ヤマハ編〉【YZR-M1ビニャーレス車 写真×12】

  • 2020/2/28
2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

’19シーズンのMotoGPで終盤にかけて安定した成績を残したヤマハ。本ページでは’19年型YZR-M1(No.12 マーベリック・ビニャーレス車)を、12点の写真で紹介する。

●文:高橋 剛 ●スタジオ写真:長谷川徹 ●取材協力:ヤマハ発動機

思い通りに反応するマシンを作る

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

写真はマーベリック・ビニャーレスが使用したYZR-M1。彼がもっとも気にするブレーキングを重視した仕様だ。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは実戦でもカーボンスイングアームを使ったが、マーベリック・ビニャーレスはテストしたのみ。実戦投入は見送った。現状では「慎重に進めている」とヤマハ発動機MotoGPプロジェクトリーダーの鷲見氏。10年以上前にカーボンスイングアームを作ったが、当時はアルミに分があった。最新技術を用いて改めてカーボンスイングアームにトライするつもりだが、’19年の時点ではステディな方向性を選んだ。その甲斐あって、良好なベースセッティングが出せたマーベリック・ビニャーレスは終盤に成績が上向いた。

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

コーナリング性能を最大の武器としてきたYZR-M1だが、ライバルの台頭や開発の迷走などの要因により、強みを失いかけていた。’19年型は改めてコーナリング性能を磨き上げることに注力。そのための最優先課題として選んだのは、車体開発よりもエンジン開発だった。’18年型と比べて内部はまったく別の仕様になっている。

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

(左)「地味なことを積み重ねながら、スピンやスライドが起こりにくく、トラクションのいい車体作りに取り組んできた」と鷲見氏。ホンダから移籍してきたモルビデリのコメントも重視。(右)空力に関しては慎重な姿勢を取るヤマハ。ウイングレットも比較的おとなしめだ。2重構造のセンターカウルと相まって十分にライダーが感じ取れるだけのダウンフォースを発揮する。

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

2019 MotoGP ヤマハ YZR-M1 マーベリック・ビニャーレス

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