MotoGPのマルク・マルケス選手が着用していることでもおなじみ、SHOEIが誇るレーシングフルフェイスヘルメット「X-Fourteen」に、”ノリック”こと阿部典史選手がかつてゴロワーズ・ヤマハ・テック3でMotoGPクラスに参戦していた時のレプリカモデル「NORICK ’04」が新たに追加される。’20年5月発売予定だ。
先進のエアロフォルムなど最高峰の装備
「X-Fourteen」は、MotoGPに代表される最高峰のロードレースで鍛え上げられてきた、SHOEIのレーシングフルフェイスヘルメット「X-シリーズ」の最新モデル。高い安全性とともに、トップカテゴリーのレースサポートから得られた最先端のノウハウを余すところなく投入。シェル/シールド/内装/エアロデバイスなどにより、まさしく”REAL RACING SPEC”を形にした、レースで勝つためのレーシングフルフェイスだ。
特徴的なエアロフォルムは、200km/hを超える風洞実験によって開発された。マルク・マルケス選手もテストに参加し、前作のX-TWELVEに比べて浮き上がり(Lift)は-3%、前方からの空気抵抗(Drag)は-10%、そして高速走行時にヘルメットが振られる原因となる回転方向のYawingは-50%となる数値を達成した。
また、ライディングポジションに合わせて2段階に内装の被り角度を調整することが可能な内装は、厚みの異なるパッド(オプション)を用いることで最高のフィット感を得ることができる。また、積極的に熱気を排出するベンチレーションや万が一の緊急時にヘルメットの取り外しを用意にするE.Q.R.S.など、快適性と安全性の追求はまさしくトップモデルにふさわしい。
X-Fourteen NORICK ’04
今回追加された「X-Fourteen NORICK ’04」は”ノリック”こと阿部典史選手が’04年ゴロワーズ・ヤマハ・テック3でMotoGPクラスに参戦していた時のレプリカヘルメットだ。いまだカリスマ的な存在として記憶に残り続けるノリックのレプリカモデルだけあって、人気が集まることが予想される。発売は’20年5月予定。
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