土曜日はドライになって欲しいという希望も儚く破れ!? 朝から雨模様となりました。その雨も、早めに止むはず…、という情報もあったのですが、結局、FP3は、雨が降り続きました。午後の予選では、雨は止み、路面は乾いて行きました。気温はそれほど上がりませんでしたが、湿度が高く、カッパを着て動き回っていたので、けっこう汗だくでした。
意外にもツインリンクもてぎではポールポジションがなかったマルケス
MotoGP™クラスは、キレのある走りを見せたマルク・マルケスが今シーズン10回目のポールポジション! ツインリンクもてぎでのポールポジションは初めてというのが意外でしたが、レースもマルケスを中心に展開されていくことになりそうです。2番手にはフランコ・モルビデリ、3番手にファビオ・クアルタラロとヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハSRTの2人が続き、4番手に本家ヤマハワークスのマーベリック・ヴィニャーレス、バレンティーノ・ロッシは10番手となりました。
この日本GP後に右肩を手術する中上貴晶は、Q1で3番手と惜しくもQ2進出を逃しましたが、ウエットになったことで、初日よりもフィジカル面でダメージがなかったと語りました。
「初日は、ドライでかなりダメージを負ってしまい厳しい状況でした。土曜は、ウエット走行が間に入ったのでコンディションのおかげでフィジカル的にストレスは軽減できました。レースは、間違いなく走ります。予選はどんどん路面が乾いて行く方向で、常に限界を探りながらタイムを詰めていきました。アタックは、1、2周なので、痺れや痛みはなかったですし、難しいコンディションの中で、いいパフォーマンスを発揮できたと思います。最後にリンスに抜かれてしまったのは、もちろん悔しいですし、順位も納得できるものではないですけれど、Q1トップのカルと競ることができたので、いいセッションだったと思います。24周いいパフォーマンスを見せられるように全力で走ります」とタカ。
決勝は、ドライになる可能性が高いだけに、厳しい戦いとなりそうだ。地元の声援を力にして、24周を走り切る構えです。
Moto2™クラスは、ルカ・マリーニがポールポジション。2番手にアウグスト・フェルナンデス、3番手にロレンツォ・バルダッサーリと続き、ポイントリーダーのアレックス・マルケスが4番手、IDEMITSU Honda Team Asiaのソムキャット・チャントラが6番手と大健闘。日本期待の長島哲太は、レインタイヤと車体の相性が悪く16番手が精一杯。ドライでは、調子がよかっただけに、レースでの追い上げに期待したいところです。
Moto3™クラスは、FP3でルーキーの小椋藍がトップタイムをマーク。予選でも期待されましたが、アウトラップの4コーナーでハイサイド転倒。計測なしでしたが、Q2に進出していたため17番手グリッドからスタートします。こちらも追い上げに期待ですね。
ポールポジションは、Q1から勝ち上がったニッコロ・アントネッリが獲得。2番手にアロンソ・ロペス、そして3番手に日本勢最上位となる鈴木竜生が続きました。
「シーズン後半戦に入ってから、いい流れで来ています。今回も、順調に進んでいますしレースが楽しみですね」と鈴木。鳥羽海渡が15番手、佐々木歩夢が16番手、山中琉聖が19番手、真崎一輝が24番手となりました。ワイルドカード参戦の長谷川聖はFP3までに107%のタイムをクリアできなかったため予選へ出走できませんでした。FP3では、5コーナーで転倒した後、再スタートしてピットに戻り、マシンを修復して出て行きますが、白煙を吹いたと、オレンジボールを出され、コース外にマシンを止めますが、オイル漏れなどは確認できず、再スタートしたかったが、マシンを押してもらえなかったそうです。残念な世界発チャレンジとなってしまいました。
そうそう、お昼に拓ちゃんが、RC213V-Sで1周走りましたよ。木曜日と違い、多くのお客さんがいる中で暖かい拍手を浴びていました。
さぁ、明日はいよいよ決勝です。さわやかな秋晴れ希望です! はいっ!!
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