ヤマハモーターエンジニアリング株式会社(ヤマハ発動機内に事業所を構える)は、防災専用のアイテムを装備した「トリシティ災害救援活動コンセプトモデル」を2019年10月2日~4日に東京ビッグサイトで開催される危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019に出展する。同社はセロー250をベースにした消防活動二輪車などでも知られている。
シングルシートに大型キャリア、コーナリングランプも
ヤマハのLMWは、モーターサイクルと同じようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。スクータースタイルのトリシティは、街中で見かけたことがある人も多いだろう。また、3気筒845ccエンジンを搭載した大型バイクのナイケン(NIKEN)も登場し、3輪であるがゆえの走破性や安心感が高く評価されている。
「トリシティ災害救援活動コンセプトモデル」は、フロント2輪のLMWモデル「トリシティ(TRICITY)125/155」に大型キャリアや補助電源&バッテリー、サイレン&スピーカーなど防災専用に開発したアイテムを備えたコンセプトモデルだ。
モーターサイクル特有の機動力に加え、フロント2輪ゆえに路面状況が悪い時でも安定感のある走り、そして高い制動安定性。さらにはLMWならではの段差などに強い特性を生かし、いち早く現場情報を収集するための移動手段、また救援物資の運搬などの災害初動活動に活躍する。平常時は巡回パトロールやPR活動などの防災活動にも役立つ。
今年で15回目となる危機管理産業展は、災害、犯罪ん、事業活動におけるリスクに対応する製品や技術、サービスを展示する国内唯一の「危機管理総合トレードショー」だ。ヤマハモーターエンジニアリングは2012年から、消防活動二輪車やルーフキット装着スクーターなどを出展している。
活用シーンのイメージ
■危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019 概要
会期 2019年10月2日(水)~4日(金)
会場 東京ビッグサイト・青海展示棟(東京都江東区青海1-2-33)
WEBサイト http://www.kikikanri.biz/
■ヤマハモーターエンジニアリングの出展概要
出展小間 Hall-A, AA-20
出展テーマ “バイクの機動力でいち早く現場へ! 特別装備で目的に合わせた初動活動を!”
展示車両 トリシティ災害救援活動コンセプトモデル(初公開)
災害救援活動二輪車(セロー250ベース)
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