第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

LMWならではの走破性で災害初動に強み

ヤマハ「トリシティ災害救援活動コンセプトモデル」が危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019に出展される

  • 2019/10/2

ヤマハモーターエンジニアリング株式会社(ヤマハ発動機内に事業所を構える)は、防災専用のアイテムを装備した「トリシティ災害救援活動コンセプトモデル」を2019年10月2日~4日に東京ビッグサイトで開催される危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019に出展する。同社はセロー250をベースにした消防活動二輪車などでも知られている。

シングルシートに大型キャリア、コーナリングランプも

ヤマハのLMWは、モーターサイクルと同じようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称。スクータースタイルのトリシティは、街中で見かけたことがある人も多いだろう。また、3気筒845ccエンジンを搭載した大型バイクのナイケン(NIKEN)も登場し、3輪であるがゆえの走破性や安心感が高く評価されている。

「トリシティ災害救援活動コンセプトモデル」は、フロント2輪のLMWモデル「トリシティ(TRICITY)125/155」に大型キャリアや補助電源&バッテリー、サイレン&スピーカーなど防災専用に開発したアイテムを備えたコンセプトモデルだ。

モーターサイクル特有の機動力に加え、フロント2輪ゆえに路面状況が悪い時でも安定感のある走り、そして高い制動安定性。さらにはLMWならではの段差などに強い特性を生かし、いち早く現場情報を収集するための移動手段、また救援物資の運搬などの災害初動活動に活躍する。平常時は巡回パトロールやPR活動などの防災活動にも役立つ。

今年で15回目となる危機管理産業展は、災害、犯罪ん、事業活動におけるリスクに対応する製品や技術、サービスを展示する国内唯一の「危機管理総合トレードショー」だ。ヤマハモーターエンジニアリングは2012年から、消防活動二輪車やルーフキット装着スクーターなどを出展している。

トリシティ災害救援活動コンセプトモデル。専用設計のシングルシートを備え、キャリア部にはエマージェンシーシートを装着して負傷者搬送も可能。大型キャリアは最大積載量20kg以上。サイレン&スピーカーは災害時および平常時のさまざまな場面で活用できる。コーナリングランプは停電時などの暗闇における夜間走行でライダーの負担を軽減する。スノータイヤやハイスクリーンもは市販品。シート下トランクには補助電源&バッテリーを備え、災害時にはドローンや各種電子機材の電源として使用可能だ。

専用設計のマルチ大型キャリアの最大積載量は20kg以上。使用目的によって荷台部分の載せ替えが可能になっている。

活用シーンのイメージ

充電ステーション

情報収集(ドローン)

■危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019 概要
会期    2019年10月2日(水)~4日(金)
会場    東京ビッグサイト・青海展示棟(東京都江東区青海1-2-33)
WEBサイト  http://www.kikikanri.biz/

■ヤマハモーターエンジニアリングの出展概要
出展小間  Hall-A, AA-20
出展テーマ “バイクの機動力でいち早く現場へ! 特別装備で目的に合わせた初動活動を!”
展示車両  トリシティ災害救援活動コンセプトモデル(初公開)
      災害救援活動二輪車(セロー250ベース)

ヤマハモーターエンジニアリング株式会社は、ヤマハ発動機グループとしてヤマハ製品を中心にモーターサイクルやマリンエンジン、無人ヘリコプターや産業用ドローン、そして消防防災製品といった製品開発のほか、生産技術開発、制御開発などを手がけている。写真はヤマハ セロー250ベースの消防活動二輪車。同じくセロー250ベースの災害救援活動二輪車(危機管理産業展で展示予定)もある。

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)