2018年のフルモデルチェンジ以降、兄弟車のニンジャ400とともに好調なセールスと続けるZ400。弟分のZ250もシャーシを共有し、軽快なスポーツネイキッドとして各クラスで『Sugomi』を利かせている。新たに登場した2色は、引き締まったブラックに鮮やかな差し色の組み合わせ。発売は2019年11月1日だ。
カワサキZ400「クラスをリードするスーパーネイキッド」
Z250とシャーシを共有する軽量な車体に、48馬力の高出力エンジンを組み合わせたスポーツネイキッドがZ400だ。ビギナーからベテランまで扱いやすく、スポーツ派も満足させる韋駄天ぶりで、兄弟車のニンジャ400とともに400ccクラスで大きな存在感を放つ。カワサキのスポーツネイキッドを象徴する「Sugomi」デザインを継承し、シャープなスタイリングと独特なシルエットで人気を博している。
2019年11月1日発売モデルの主な変更点はカラー&グラフィック。メタリックグリーンに塗装されたフレームが魅力のメタリックマットグラファイトグレー×メタリックスパークブラック(GY1)、そしてオレンジの差し色が映えるキャンディスチールファーニスオレンジ×メタリックスパークブラック(OG1)の2色が展開される。
【KAWASAKI Z400 2020】主要諸元■全長1990 全幅800 全高1055 軸距1370 シート高785(各mm) 車重166kg■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■ブレーキF=φ310mmディスク+2ポットキャリパー R=φ220ディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=110/70R17 150/60R17 ●価格:68万2000円 ●色:灰×黒、オレンジ×黒 ●発売日:2019年11月1日
カワサキZ250「軽量ボディで自然なハンドリング」
37馬力の高出力な並列2気筒エンジンを搭載。ニンジャ250の兄弟車として誕生し、Z400とシャーシを共有することでも知られている。ニンジャH2の系譜を感じさせるフレーム構成を持っており、このフレームに新色のメタリックグリーン塗装が施されたことによって、さらにそのDNAを強く感じさせるようになった。
新色のラインナップはZ400と同様で、見た目にはショート気味のマフラーやリヤがワンサイズ細いバイアスタイヤの採用、250のロゴ程度の違いしか見いだせないくらいに瓜二つだ。
【KAWASAKI Z250 2020】主要諸元■全長1990 全幅800 全高1060 軸距1370 シート高795(各mm) 車重164kg■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 248cc 37ps/12500rpm 2.3kg-m/10500rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■ブレーキF=φ310mmディスク+2ポットキャリパー R=φ220ディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=110/70-17 140/70-17 ●価格:61万500円 ●色:灰×黒、オレンジ×黒 ●発売日:2019年11月1日
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