Mクライマ・クールファン&ヒートパネルベスト

【動画あり】冷房と暖房を完備した、世界初の着るエアコン[ヒョウドウ]盛夏に向けて冷房をテスト!

  • 2019/7/27

ヒョウドウのMクライマ・クールファン&ヒートパネルベストは、その名のとおりファンによる冷却機能と、ヒートパネルによる電熱機能の両方を備える。今回は“クールファン”の機能を重点的に試してみた!

TEXT:Hiroaki YATAGAI PHOTO:Satoshi MAYUMI

空気の循環をデザイン効果的にムレを排出

以前、別メーカーの外気をファンで取り込むウエアを試したことがあったが、膨らむばかりで空気がうまく循環せず、あまり涼しくならなかった記憶がある。

【ヒョウドウプロダクツ(HYOD PRODUCTS) Mクライマ・クールファン&ヒートパネルベスト ●価格:6万4692円 ●サイズ:S/M/L/LL/3L ●色:ブラック】 車載バッテリーと接続するコードもセットに同梱されており、つなぎ変えることで乗車時、降車時も使用できる。

この『クールファン&ヒートパネルベスト』は、ただ単に空気を取り込むだけでなく、キチンとベストの内側を空気を循環して、効果的にムレを押し出す流れが考慮されている。かいた汗を素早く蒸散させて排出してくれるのだ。試しに、走行テストの途中でファンを切ってみたのだが、すぐに汗が吹き出てくるのを感じたくらいの違いがあったのだ。少々ユニットがかさばりはするものの一度使ってしまうとこの快適さは病み付きになりそう。

また、今回は季節がらヒートパネルの方は今回試してないが、ファンとの併用して、温めた空気を循環させることも可能だというから面白そうだ。

ベストタイプの形状になっており、左側下部にクールファンユニットが付属。シルエットを大切にするヒョウドウ製品らしく、重ね着しても大きくシルエットが崩れないのが特徴だ。

動画で秒間7リットルの風を視覚化!

メッシュの方が涼しいがメッシュにない機能が◎

機能そのものとしては、フルメッシュジャケットの方が涼しく感じるが、その真骨頂は広い応用力。メッシュジャケットはレインウエアを重ねてしまったら意味がないが、このベストなら雨天時も機能する。しかも季節に合わせて、何枚ものウエアを用意せずとも、1枚の3シーズンジャケットが、真夏から冬まで幅広く対応できるようになるというのがいい。

涼しさで、一番際立ったのが空気循環性能。取り込んだフレッシュエアがベストの内側を循環することで汗を乾かし、ムレを解消。とくに信号待ちや渋滞路など、停止・徐行時の効果が高いと感じた。

[結論]1年中お気に入りのアウターを着続けられる

1着の3シーズンウエアで1年を乗り切りたいというライダーにはうってつけだろう。しかも、本来の用途ではないが送風機のユニットを取り外せば、濡れたウエアの乾燥などにも利用可能。他にもいろいろな使い道がありそうだ!?

秒間7Lという大量の外気をベスト内部に送り込むファンユニット。12V電源で駆動する。ちなみに専用モバイルバッテリーはクールファン専用で、発熱パネルは車載バッテリー接続時のみに作動する。

前面、背面に配された発熱体は、“線”ではなく“発熱体”。そのため耐久性がとても高く、少々切れたぐらいでは発熱しなくなるなんてことがないとのこと。ちなみに手洗いも可能だ。

専用のモバイルバッテリーの容量は2600mAhで、連続使用で約2時間ファンを駆動させる。テストでは、オプションのアクセサリーソケット用ハーネスを使い、市販の12V電流が供給できるモバイルバッテリーと接続、駆動も確認した。

無線リモコンを採用しており、内部に着込んだ場合も、いちいちアウターのファスナーを開けてスイッチを探す必要がなくオンオフが可能。雨天時などにはとても便利だろう。

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)