イタリアンスクーターの歴史そのものと言えるベスパのスモールボディーシリーズ。その2019年モデルとして、装備をアップグレードした新型プリマベーラ50、スポーティーバージョンの特別仕様車・プリマベーラ S 150 ABS等が発売された。
新型プリマベーラ50
1963年から続く伝統のベスパ50ccモデルは、プリマベーラ125/150ccモデルと同一のボディに、4ストローク3バルブエンジンを搭載。スムーズな加速と環境性能を両立させている。今回の改良により、LEDヘッドランプや前後12インチアロイホイールが装備される。
スポーティーバージョン・プリマベーラ S 150 ABS
1968年の誕生以来、進化の歴史を紡ぎ続けるプリマベーラ。特別仕様車・S 150 ABSにおいては、アグレッシブでスポーツマインド溢れる個性が吹き込まれた。レッグシールドモールやフロントフェンダー上のクレスト、ホーン用のルーバーはグレーメタリック塗装。前後12インチアロイホイールもグレーメタリック塗装にリム部分にダイアモンドカットを施すなど、高級感を醸し出しつつも精悍な印象を与える。シートもグレーのステッチにブラックの表皮を採用し、見るからにスポーティーな仕上がりだ。ボディカラーはマット仕上げの専用色・プロフォンドレッド、定番のイノチェンツァホワイト、バルカンブラックだ。
プリマベーラ125 ABSとスプリント150 ABSには新色登場
また、ベスパの主力モデル・プリマベーラ125 ABSには、柔らかいボディーラインに気品を纏う新色・エレガンツァベージュが追加。1960年代半ばより登場した角型ヘッドライトモデルを踏襲するスプリント150 ABSには、鮮やかな色彩が目を引く新色・サンイエローが追加。ブラックベースにリム部分にダイアモンドカット加工を施したホイールを履く。
※情報提供:ピアッジオグループジャパン
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