カワサキ往年の名車・Z1を彷彿とさせるモデルとして、昨年2018年に大いに支持を集めたZ900RS。そのカスタムモデルが3月22日〜24日に開催される東京モーターサイクルショー2019の内外出版社ヤングマシンブースに展示される。イタリアの技術とデザインの粋を凝縮したリゾマ(rizoma)社の専用パーツをフル活用しつつ、ボディペイントワーク等をケイズスタイルが手がけるという、なんとも濃ゆ〜いコラボモデルの誕生だ。
今回我々がZ900RSカスタムを取り上げることになったそもそものきっかけは、昨年2018年のEICMA(ミラノショー)。元MotoGPライダー・中野真矢氏が率いる56デザインとも関わりの深いリゾマ社は、Z900RS CAFEのカスタムモデルを展示し、注目を集めていた。もちろん海外取材出張中のヤングマシン編集部員がそれを見逃すはずはない。さっそく下記のレポートが公開された次第。
国産ニューモデルの話題は新型カタナのデビューで持ち切りだった感もあるが、多様なカスタム車が出展されていたのは'17年発表のZ900RSだ。なかでも目立ったカスタムがいくつかあったので、数回に分けて紹介[…]
さて、その後しばらくして日本国内でも正規輸入元56デザインの準備が整い、リゾマのZ900RS向けカスタムパーツの取り扱いがスタート。決して安価とは言えない製品群ながらも、その唯一無二のクオリティと存在感に心惹かれた方々も少なくないであろう。
卓越したアルミ加工技術を持つ「Made in Italy」のドレスアップパーツブランド・rizoma(リゾマ)から、カワサキ往年の名車・Z1をオマージュしたネオレトロネイキッドモデル・Z900RS/R[…]
そして今回の東京モーターサイクルショー2019。縁あって、リゾマのカスタムパーツを身に纏ったZ900RS CAFEが我々内外出版社ヤングマシンブースに展示されることとなった。まぁ普通の感覚ならそれだけでも十分に見栄えのあろうものだが、そこは(必要以上に)”特濃”なヤングマシンの血が騒ぐ。その結果、カワサキ車のカスタムを手がけるK’S STYLE(ケイズスタイル)とのコラボにより、リゾマ仕様にプラスしてボディペイントワーク等を依頼することと相成った。その仕上がりCGイメージは以下(リゾマのパーツ未装着状態)。
本記事執筆時点で、ケイズスタイルからは”絶賛作業中”との一報。展示車搬入ギリギリまでかかりそうとのことで、我々も完成品をまだ目にしておらず、その仕上がりを楽しみに待っている状況だ。
伊リゾマ社製だけで25点、その他合わせて30点以上のパーツを贅沢に使い、オリジナルペイントを施した”リゾマ×ケイズスタイル×ヤングマシン”によるZ900RS CAFE。数多くの展示車両がズラリと居並ぶ東京モーターサイクルショーにあって、ひときわ輝きを放つことだろう。その勇姿をご覧になりたい方は、ぜひ我々内外出版社ヤングマシンブースに足を運んでほしい。
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