タイのバイクイベントを取材

カワサキ新型W800のライディングポジションインプレ【バンコクで試してきた】

  • 2019/2/28

日本では2019年3月1日に発売されるカワサキの’19新型W800。それよりもひと足早く、タイ・バンコクでバイクイベントを取材していたヤングマシン編集部員が”またがり自由”の新型W800に遭遇! 日本での試乗に先行してライポジなどの印象をお伝えしよう。

カフェはかなり前傾が強い!

外気温が30℃を超すバンコクで偶然に遭遇したため、記者が軽装&サンダル履きなのはご容赦を。さて、新型W800は「ストリート」と「カフェ」の2グレード展開となるが、ともに前輪が19→18インチに小径化されたせいか、ぱっと見は従来型よりも小柄になった印象を受ける。色使いの妙で2車ともにモダンな印象が強く、特にカフェのビキニカウルはかなり強くカスタム感を主張してくる。基本的な構成は従来型を踏襲しているが、イメージは大きく変化していると言っていい。

この2車のライポジの印象だが、アップハンドルを採用するストリートは従来型のイメージを引き継ぐ、いわゆる「殿様乗り」のポジション。ハンドルがライダー側に引かれていることもあって上体は直立しており、リラックスして快適にツーリングを楽しめそうだ。

W800ストリート:アップハンドルの快適なライポジ。万人に受け入れられる乗車姿勢だろう。

注目のカフェは、いわゆる「スワローハンドル」と呼ばれるハンドルバーを採用していて、ストリートから乗り換えるとその低さに驚かされる。スーパースポーツほどではないにせよ上半身は明確に前傾しており、ライダーの頭はフレームヘッドパイプの延長線上にやって来る。前輪の動きを感じ取りやすい乗車姿勢だ。もちろんツーリングに使えないほどキツくはないが、シートが20mm高いことと相まって、よりスポーティなライポジが構築されている。

W800カフェ:ストリートと比較すると、写真からも前傾の強さが伝わるハズ。とはいえツーリングに使えないほどではない…というのが記者の印象。

ステップの位置は2車ともに共通。ストリートはもちろん、ハンドルグリップが下がるカフェでも短時間のまたがりで違和感を覚えることはなかったが、後者はバックステップを装着してみても面白そうだ。ちなみに、足着きに関しては身長170cm・体重70kgでストリートはベタ着き、カフェも同等かわずかにかかとが浮く程度だった。

W800カフェの通称スワローハンドル。バーハンドルの車両にクリップオンハンドル的なポジションを与えることが可能。

新型W800が展示されていたのは、バンコクで2/13〜2/17に開催されていた「バンコク・モーターバイク・フェスティバル」。ショッピングモールの中で軽めのモーターショーが開催されているようなイベントで、老若男女が興味深々でバイクにまたがっていたのが印象的。

カワサキブースには従来型のW800も展示されていた。現地では併売!?

日本未導入のWシリーズ末っ子「W175」も展示されていた。記者の印象だとビジバイ感は多少あるが、細部はかなり頑張っている…という印象。

このカラーのZ900RSも日本へは未導入。火の玉とガラリ印象が変わり、モダンネイキッド的な雰囲気だった。

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マツ

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「西部警察」と「北の国から」をこよなく愛する本誌編集部員。NSR専門誌・PROSPECのほか、フリーペーパーとして復活を果たしたビッグマシン零(ゼロ)の編集長も兼任する。
■1975年生まれ
■愛車:HONDA NSR250R(1992)/HARLEY-DAVIDSON XL883(2009)