2019年1月22日、トライアンフがプレミアムなカスタムモデルを限定発売する新たなラインナップ、TFC=TRIUMPH FACTORY CUSTOM(トライアンフ ファクトリー カスタム)の1台として、ROCKET III(ロケット3)の新型を初公開した。
車名はロケットに?! シャーシは完全新設計に刷新
今回公開されたのは、ROCKET TFC CONCEPT(ロケットTFCコンセプト)という名のコンセプトモデルで、製品版のロケットTFCは5月1日に正式発表され、価格などの詳細もその時に明らかになる。TFC第1弾としては、ロケットカウルを装着したTHRUXTON TFC(スラクストンTFC)が250万円~というプライスで発売され、ロケットTFCはその次の第2弾。スペックは明らかにされていないが、排気量は不変とされるので2294ccの並列3気筒となるのは確実、さらにシャーシは完全新設計となっている。
目につくのは片持ちスイングアームとなったリヤまわり。フロントは従来同様倒立フォークだが、ブレーキはブレンボのラジアルマウントキャリパーに変更されている。スイングアームマウントのナンバープレートホルダーや短くまとめられたテールまわりなど流行のフォルムや新しいタンク形状、フルLEDと思われるヘッドライトなど外装類も全く新しいものになっている。
スラクストンTFCは10psアップの5kg減で運動性もアップ
すでに当WEBでもスパイショットを掲載したスラクストンTFCは、250万円~という価格が発表された。ロケットカウルを装着したレトロなスタイルだけでなく、97psのベースモデルから107psにパワーアップを果たし、カーボンファイバーの外装パーツやアルミ製のエンジンレールの採用で5kgの軽量化を達成。性能面にも磨きがかけられている。また、こちらも750台の限定発売となる。
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