限定750台で5月1日に詳細を発表

量産車で世界最大2294㏄のトライアンフ新型ロケットTFCが初公開

  • 2019/1/23

2019年1月22日、トライアンフがプレミアムなカスタムモデルを限定発売する新たなラインナップ、TFC=TRIUMPH FACTORY CUSTOM(トライアンフ ファクトリー カスタム)の1台として、ROCKET III(ロケット3)の新型を初公開した。

車名はロケットに?! シャーシは完全新設計に刷新

今回公開されたのは、ROCKET TFC CONCEPT(ロケットTFCコンセプト)という名のコンセプトモデルで、製品版のロケットTFCは5月1日に正式発表され、価格などの詳細もその時に明らかになる。TFC第1弾としては、ロケットカウルを装着したTHRUXTON TFC(スラクストンTFC)が250万円~というプライスで発売され、ロケットTFCはその次の第2弾。スペックは明らかにされていないが、排気量は不変とされるので2294ccの並列3気筒となるのは確実、さらにシャーシは完全新設計となっている。

目につくのは片持ちスイングアームとなったリヤまわり。フロントは従来同様倒立フォークだが、ブレーキはブレンボのラジアルマウントキャリパーに変更されている。スイングアームマウントのナンバープレートホルダーや短くまとめられたテールまわりなど流行のフォルムや新しいタンク形状、フルLEDと思われるヘッドライトなど外装類も全く新しいものになっている。

【TRIUMPH ROCKET TFC CONCEPT】ロケット3改めロケットに名称を変更すると思われる新型ロケットの限定モデルであるTFCのコンセプトモデル。製品版は750台限定発売で5月1日発表とアナウンスされた。丸目2灯スタイルは従来モデルから踏襲している。

エンジンは縦置きの水冷並列3気筒2294ccは不変という情報で、世界最大排気量のバイクとなることは確実。このコンセプトモデルはARROW製の上下2本出しマフラーを装着している。メーターはスマホと接続可能な最新世代のTFTフルカラーディスプレイを搭載しているようだ。

【TRIUMPH ROCKET III(ロケット3) 2004年型】写真は世界を驚かせた超大排気量クルーザーとして登場したロケット3の初代。新型ロケットも一般仕様はプルバックハンドルになる?! ■水冷4スト並列3気筒2294㏄ 148ps/5750rpm 22.54kg-m/2750rpm 250万円(2016年型日本仕様)

スラクストンTFCは10psアップの5kg減で運動性もアップ

すでに当WEBでもスパイショットを掲載したスラクストンTFCは、250万円~という価格が発表された。ロケットカウルを装着したレトロなスタイルだけでなく、97psのベースモデルから107psにパワーアップを果たし、カーボンファイバーの外装パーツやアルミ製のエンジンレールの採用で5kgの軽量化を達成。性能面にも磨きがかけられている。また、こちらも750台の限定発売となる。

【TRIUMPH THRUXTON TFC 2019年型 価格:250万円~】オーリンスサスやブレンボ製ブレーキなどを装備したスラクストンRをベースにカスタムが施されたTFC。■水冷4スト並列2気筒1200cc 107ps 221kg

ロケットカウルのシルエットが美しいスラクストンTFC。BMWのR nineT RACER(189万6000円)がライバルと言えそう。ただし価格は約60万円の開きがある。

TRIUMPH Thruxton R

【TRIUMPH THRUXTON R 2018年型】スラクストンTFCのベース車は、1200ccの270度クランク並列2気筒エンジンを搭載したスラクストンR。■水冷並列2気筒 1200cc 97ps 11.4kg-m 226kg 184万3100円

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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)