ミラノショーでブラックカタナが発表されたのは既報通りだが、スズキに隣接するブースではヨシムラのパーツを装着したカスタムマシンが展示された。これをブラックカタナに組み合わせたら……など、妄想は尽きない。
新作パーツは3つある
「ヨシムラがバックステップを開発中!」の記事(コチラ)でも新型カタナのチューニングを検討中と触れているが、ミラノショーことEICMA 2018ではすでにマフラーなどを装着したカスタムマシンが参考出品されていた。今回は3つの新作パーツおよび既存のGSX-S1000/F用パーツのフィッティング状況についてレポートしたい。
ヨシムラサイクロン
まずは”ヨシムラといえば”のサイクロンマフラーだ。こちらは機械曲げのフルエキゾーストとなっており、焼け色に光る存在感が視線を誘導するためか、車両全体のたたずまいも大きく変わって見える。ただし、スイングアームマウントのナンバープレートホルダーが取り外されているので、その部分も勘案しつつイメージをつかんでもらいたい。フェンダーレスキットに触れた記事(コチラ)もあるので、ご参考に。
次なるパーツはバックステップ
冒頭でも紹介した記事で新型バックステップについては詳細が語られているが、レッド×グレーのヨシムラカラーにちなんだ「スレートグレー」というカラーアルマイトが施されている。現状のプロトタイプではステップバーが5ポジション、チェンジペダルは付け根が2ポジション/先端のバーは3ポジション、そしてチェンジロッドは5ポジションが選べる設定になっている。ブレーキペダルについては根元は1ポジション、先端が2ポジションとなる。
ラジエターコアプロテクター
新作パーツの3つめは、ラジエターコアプロテクターだ。ベースモデルとなったGSX-S1000にはシルバーと黒の2種類がラインナップされるが、参考出品されていたのはブラックオキサイドと呼ばれる黒いタイプ。ステンレス表面の酸化被膜をわずかに厚くすることで、ガンメタに近い鈍い光を放つのが特徴だ。メッシュの形状はヘキサゴナル(=亀甲)ベースの独自パターンを採用。もちろんヨシムラのロゴも配置される。
すでにラインナップ中のパーツも
GSX-S1000/Fをベースにしていることから、そのまま取り付けられるパーツも多数。それらをダイジェストで紹介しよう。これらはすでに発売中だ。
そしてこちらはヨシムラ製品ではないが、同じく装着されていたのでご参考に。
待ち遠しい!
カタナの車両自体、日本での発売時期は来春以降になると思われるが、それまでにはカスタムパーツもかなりのラインナップになっているだろう。今からカスタムプランが捗りそうだ。