マシン・オブ・ザ・イヤー2018
ティザー動画が公開

【スクープ】’19新型Ninja125(ニンジャ125)とZ125の実車をチラ見せ

2018年8月29日、昨年のイタリア ミラノショーでカワサキが登場を予告したニンジャ125とZ125のティザー動画が公開された。「The Toughest Choice(非常に難しい選択)」というタイトルの動画のNo.2では一瞬実車も露出しており、そこでチラ見できたものは…?!

需要拡大の要は本格スポーツの入門車

’18年後半、欧州市場向けに2つの新しい125ccモデルを投入する」とミラノショーでカワサキが公式に発表。かなり登場時期が迫ってきた。その詳細は不明だが、会見によると「カウル付きのニンジャとネイキッドのZを揃え、バイクに初めて乗る人を対象としたエントリースポーツ」となり、さらに大排気量のカワサキ車に乗りたくなる戦略的なマシンになると言う。スズキのGSX-R150がアジアでヒットしており、国内でもR125が人気。これを受け、「東南アジア向けにニンジャ&Zも150㏄モデルが用意されるだろう。国内には125が今年度中に登場」と情報筋は語る。気になる価格は「税込で40万円を切る」設定が有力視されている。

さらに、好調のスズキも新作を送り込む模様。GSX-S125/150をベースに、近頃アジアで人気のカフェレーサー風に仕上げたモデルになるようだ。昨年、海外のショーでスズキが公式にカフェカスタムを披露したが、同様に丸眼LEDを採用するらしい。ホンダのCB125Rと合わせ、原2スポーツの拡充は大歓迎。このジャンルが元気になれば、バイクの楽しさに目覚めるライダーが増えるハズだ。 ※ヤングマシン2018年6月号(4月24日発売)より

上段は、動画No.1のカット。ヘルメットに写り込んでいるのは、昨年のミラノショーで公開された車両イメージで、下段に置いた水冷シングルのニンジャ250SL(右)とZ250SL(左)と同じシルエットをしている。

ティザー動画からトラスフレームが確認できる

カワサキが予告したニンジャ125とZ125は、当初に公開された車両イメージからニンジャ250SLとZ250SLがベースなのでは?! と目されてきたが、8月29日に公開されたティザー動画にはっきとりとそのフレームが映っていた。つまり、250SLと同じ車体に排気量違いのエンジンを搭載したバリエーション展開が予想されるのだ。使用するエンジンが新規なのか流用なのかは不明だが、コストアップを抑えた開発手法により、価格面での競争力にも期待できそう。そして、フェイスデザインがどうなるかも興味深いところだ。

【KAWASAKI Ninja 125(上)】上段はティザー動画で下段はニンジャ250SLの左面。ステップの取り付け位置やカウルの繋ぎ目、フレームの上部など、共通項は多い。

【KAWASAKI Z125(上)】上段はティザー動画で下段はZ250SLの右面。トラスフレームの集合部やタンデムステップの取り付け位置が一致。Z125にもZ250SLと同じようにシュラウドが存在しているようだ。

【KAWASAKI Z125 予想CG】現行のZ系ルックにしてみたイメージCG。ちなみに国内で発売されているZ125プロはタイ生産で、前後12インチのファンバイク。新作は別物となる。トップ写真のニンジャ125は、鋭い2眼を持つ現行ニンジャのイメージを原2クラスに落とし込んでみたイメージCGだ。

【後日談】GSX-Sベースの丸目カフェ仕様がくる!

アジアでは今、カフェレーサーに熱視線が注がれている。ホンダがいち早くCB125/150Rを投入したのも、このトレンドが背景にある。スズキも昨年のショーにGSX-Sベースの公式カフェカスタムを展示するなど意欲的。今年3月にはスパイショットも明らかになった。エンジンや車体はGSX-S125/150を踏襲し、丸眼LEDヘッドライトや独自のサブフレームでカフェスタイルを体現する模様だ。 ※ヤングマシン2018年6月号(4月24日発売)より

という予想でバンディット125/150を予想したが、8月上旬に開催されたGIIAS2018(ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・オートショー)に出品されたのは、カフェレーサースタイルではなく尖がったヘッドライトの標準的なネイキッドだった。

【SUZUKI BANDIT 125/150 予想CG】ヤングマシン6月号の予想がこれ。快活に走り、デザインも渋い原2カフェ。ハンドルは低すぎないセパレートをチョイス。丸眼ヘッドライトにはSV650X風のメーターバイザーも似合いそう。

【SUZUKI GSX 150 BANDIT インドネシア仕様】8月に発表された実際はこちら。車名のイメージからファッション性の高い派生モデルが出ると予想したが、バンディットはGSX-S(左下)のセパレートシートをダブルにし、キックスターターを新たに装備した実用重視のモデルだった。これの125等が国内販売されるかは不明だ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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