人気の400を新旧比較

2019新型Ninja400(ニンジャ400)と0-1000m全開テスト動画公開

2018年8月30日、新型ニンジャ400の2019年の新色が発表された。250の車体に400のエンジンを搭載するという大技を繰り出し、一躍ヒット作となった2018年モデルは、従来モデルと比べてどれだけ速くなったのか?! それを映像でお見せするとともに、2019年モデルも紹介しよう。

250と共通設計としたことでツアラーから変貌

2018年型でフルモデルチェンジを敢行するにあたり、従来の650共通ではなく250共通設計へと方向変換。ライトウェイトSSへ大きく舵を切り替えた。完全新設計となった新ニンジャのエンジンは400も250と同等サイズとコンパクト。ダウンドラフト吸気化で高回転域の性能も向上。カタログ上は、250 が37㎰/12500rpm、400が48㎰/10000rpmとなる。

新ニンジャ400&250は、ニンジャH2からインスパイアされた完全新設計のトレリスフレームを採用。このH2譲りで最大の特徴となるのは、エンジン背面にスイングアームマウンティングプレートを結合し、ピボットシャフトをこのプレートに貫通させる構造だ。これによりスイングアームをエンジンに直接取り付けたのと同様の効果が得られ、軽量化と剛性確保が両立できる。その結果、400で167㎏、250で166㎏という単気筒並みの車重を実現した。尚、400はラジアルタイヤを装着している。

そして、250と違って400の新旧はキャラクターが大きく変わった。新400は速さを感じさせるグッと精悍なスタイルを得た期待を裏切らず、高い運動性を見事に実現してくれている。パワーやスロットルレスポンスもマイルドな味付けだった旧400と変わってスポーティなものとなった。何より違うのは車格とその車重。その差は実に40㎏以上で、サーキットはもちろん、普段使いの取り回しやUターンでの小回りといった場面でも、新400の優れたところを見せる鍵となった。

【KAWASAKI Ninja400】左が2017、右が2018/2019KRTエディション。同じニンジャ400でもエンジン、フレーム、サス、デザインなどすべてが異なる年式違いで、ツアラーからスポーツに変貌を遂げた。2017年モデルが44ps/211kg(ABS)なのに対し、2018年モデルは48ps/167kgとスペックも大きく異なる。

2019年モデルは全車ツートンカラーに

まず、ライムグリーンのカラーを採用するニンジャ400KRTエディションは、2018年モデルと変更はなし。スタンダードモデルは2018年モデルに存在したブラックの単色がなくなり、黒×グレーと赤×グレーの2つのツートンカラーが用意された。69万9840円で販売されていた最安値の単色がなくなったが、それ以外の価格は据え置きとなっている。

【KAWASAKI Ninja400 KRT Edition 2019年型国内仕様 発売日:10月1日 価格:71万640円】ABS標準装備。KRTエディションのライムグリーン×エボニーは250と共通で車体横の「400」が見分ける目印だ。スタンダードのツートンカラーよりも5400円安い設定となる。

【KAWASAKI Ninja400 2019年型国内仕様 発売日:10月1日 価格:71万6040円】ABS標準装備。エボニー×メタリックマグネティックダークグレーとキャンディパーシモンレッド×メタリックマグネティックダークグレーの2色が用意される。

撮影:山内潤也/真弓悟史
「2018新型Ninja400/250 vs ライバル 0-1000m全開加速テスト」記事はこちら
「2018新型Ninja400/250 vs ライバル サーキット全開テスト」記事はこちらへ。
「2018新型Ninja400/250 vs ライバル ツーリングテストと総括」記事はこちらへ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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