1958年8月に登場したホンダ・スーパーカブが生誕60周年を迎えた今日、その記念車となる「60周年アニバーサリー」が正式発表された。10月31日までの受注期間限定車で、税込価格は50が24万3000円、110が28万6200円だ。
税抜価格はノーマルの1万円高
「60周年アニバーサリー(一緒に写るのはホンダモーターサイクルジャパン社長の加藤千明さん)」の詳細はすでに当ウェブで紹介したとおりで、1963年の対米輸出仕様「CA100」をモチーフに、マグナレッドのボディカラーにベージュのレッグシールド/サイドカバーを組み合わせ、60周年記念エンブレムやパイピング付きシート、黒塗装のキャリヤ、専用キーなどが追加されている。
価格はノーマルのスーパーカブに対し、50は1万8000円高、110は2万1200円高だが、税抜きの本体価格では共にノーマルの1万円高に抑えられており、特別カラーや装備を考えればお買い得と言っていいだろう。発売日は11月22日だが、受注期間は限られており、購入するには10月31日までに販売店への申し込みが必要。販売計画台数は2300台とされている。
生誕60周年の記念イベントで公開
この「60周年アニバーサリー」は、ホンダ本社1階のHondaウエルカムプラザ青山で今日から始まった「スーパーカブと素晴らしき仲間たち」展のオープニングイベントで公開された。この催しはスーパーカブの生誕60周年を記念し、「東京タワー」や「チキンラーメン」「スバル360」などなど、同じく60周年を迎える計17のプロダクトを合同展示するもので、日本の高度成長を支えた『昭和の熱いものづくり』がテーマとなっている。入場は無料で、8月24日(お盆休み期間の8月11日〜24日を除く)まで開催されている。
弊社も微力ながら……
ヤングマシンを発行している我々「内外出版社」もまもなく60周年。というわけで弊社の創刊誌「月刊自家用車」も参加させていただいておりますので、「スーパーカブと素晴らしき仲間たち」展に足を運んでいただけるととっても嬉しいです!