マシン・オブ・ザ・イヤー2018
YSP仙台で期間限定

XSR700の旧ロゴ仕様・オレンジ&ブルーが公開

ヤマハ初の4ストロークモデルとして名高いXS-1をモチーフとしたXSR700、が2017年11月6日に国内で発売されたのは記憶に新しいところ。ノーマルのカラバリはグレーと赤の2色だったが、YSP仙台がワンオフでオレンジとブルーを製作。ロゴもルーツであるXSと同じ旧タイプを使用し、雰囲気満点となった。

XS-1とXSR700の関係

中央のXS-1を挟んでオレンジとブルーを展示したYSP仙台の展示スペース。XS-1は1970年に発売されたヤマハ初の4ストロークモデルでエンジンは並列2気筒653ccを採用している。これを現代に蘇らせたのがXSR700で、先行して2015年11月に欧州で発売された。欧州の初期型はXS-1のキャンディグリーンをオマージュしたフォレストグリーンを採用し、親=XS-1、子=XSR700という関係もアピールされた。そして、国内仕様も発売された2018年モデルではダルレッドメタリックが登場。ここでも親子関係は貫かれ、1972年型XS2のブリリアントレッドをオマージュしていた。今のところ生産モデルとしての親子関係はここまでだが、YSP仙台がファミリーカラーを増やす試みを実施したのだ。それがこのオレンジとブルーとなる。

【YAMAHA XS-1/XSR700 1970年型/2016年型欧州仕様】XSR700の初期型は日本では発売されなかった2016年モデルとなる。このグリーンは初代XS-1をモチーフとしていた。

【YAMAHA XSR700/XS2 2018年型北米仕様/1972年型】欧州でXSR700が発売されてから2年後にアメリカと日本でもXSR700が発売。2018年モデルではXS2のブリリアントレッドがモチーフ。後によりXS2に近い旧ロゴ&カラーのタンクにしたグレッグ・ヘイグマン氏のカスタムも発表された(下段)。

オレンジとブルーの親は?

そして今回YSP仙台に展示されたオレンジのXSR700は、1971年型のXS650がルーツとされている。海外モデルではXS1Bと表記されるXS-1の後継機で、カラーリングはキャンディオレンジを採用。YSP仙台仕様もそれに近いオレンジとなっている。また、タンクのメーカーロゴを転写タイプではなくXSと同じ旧ロゴのバッチタイプとしたのも特徴だ。一方、ブルーについてはそのルーツは公にされていないが、本誌が推測するのは1973年型XT650のメタリックフレークブルーだ。1973年型は車名もストライプも変わってしまったため厳密に親子と言いにくい部分はあるが、系譜上では直系となるのだ。

【YAMAHA XS1B(左上)/XT650(左下) 1971年型/1973年型】緑、赤、橙、青のXSR700が揃い、1970~1973年型までのXS&XTカラーがコンプリートされることになった。

ワイズギアが製作しただけあって純正と変わらぬクオリティ。上面の立体エンブレムもノーマル同様用意される。このオレンジとブルーのタンクはワンオフ製作で発売については未定だ。

ニュース提供:ヤマハ発動機販売

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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